<波型トタン製造機>ジオラマで使うトタン小屋の波型トタンを自作するためのプレス機を自作する。失敗編(1)

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この画像は、パソコンの中で再現したものです。最終的には、レトロな看板もトタン小屋もジオラマの世界の中で一つにしてみたいと考えています。

レトロな看板は、1/12スケールの再現を試みて、僅かながら見通しが立ってきました。

楽しむべきモノが、また1つ見つかった!僕に師匠ができました。これは、僕が勝手にそう思っているだけで、相手にしてみればとても迷惑なことなことだと思うのですが、その方のお陰でモノ作りが楽しくなってきています。僕の趣味・何が好きなのかこんな趣味部
昭和レトロな看板をミニチュアで作ってみるこういう看板が近所のトタン小屋にたくさん貼ってありました。今でこそ、昭和レトロなんて言う表現がピッタリですが、当時は、当たり前のように、あちらこちらに見ることができました。旅行に行き、こういう看板に出

しかし、トタン小屋のトタンとなると、どうやってトタンをミニチュアにするのか?ここのところずっと考えていました。

そこで、波型トタンを自作するしかないという考えにいたり、どうしたら波型のトタンを作れるのかをネットで検索すると、そういう機械があることを知りました。

これ「チューブ絞り」なんです。ここにアルミ板を入れてグルグルすれば、良い感じになるかもしれない?

しかし、これで波型トタンを再現したとすると、1枚のトタンが1/12スケールより小さくなってしまうんです。そして、トタンの波も実物を1/12した時より細かい波となり、リアルさに欠けてしまいます。

僕の自作するジオラマは1/12スケールなんです。こうなったら、もう、自作するしかありません。

ダイソーにあるもので工夫してみた

  • 丸い割りばし
  • 板2枚
  • 両面テープ
  • 瞬間接着剤(ゼリー状)

先に結果をお伝えすると、自作は失敗しました。

板に丸い割りばしを貼り付け、プレスするのはどうだろう?

板に両面テープを貼ります。テープをはがしたら割りばしを並べます。

こんな風に均等に隙間を開けて並べます。

この隙間は、アルミの板の厚み分と考えています。

隙間は、定規などを間に入れて、ほぼ均等に隙間を開けていきます。

丁寧に最後まで均等に並べます。

並べ終えたら、1本おきに瞬間接着剤をたらしていきます。

こんな風に・・・。

接着剤はゼリー状のものがおすすめです。

もう一枚の板を接着剤の塗ってあるところに置き、上から重しを置いて乾燥させます。

ゆっくりと2枚の板を分けていきます。

すると、このように1本おきに並んだ割りばしの板が2枚できます。

今度は、両面テープに貼ってある割りばしを接着材で固定していきます。

これで、簡易プレス機の完成です。

この2枚の板でアルミ板を挟んでプレスすれば、波型のトタンができるのではないかと思い、実験として、紙を入れてプレスしてみました。

結果は、ダメでした。

画像の通り、薄らと波型が付いただけでした。紙に穴も開いてしまいました。

紙を入れてプレスしようとしても、紙がピンと張ってしまい、どんなに強くプレスしようとしても、全く押し込めませんでした。横からとか、下からとか・・・、圧力を片方からかけても、うまいこと押し込めませんでした。

紙でこの状態ですから、金属となれば、全く無理だと思いました。

今回の自作は失敗となりました。

こういうプレス方法ではなく、やはり「チューブ絞り」のような方法が良いのだと思います。