お洒落な部屋で暮らしたい。昭和レトロな置時計を簡単リメイク。お部屋が楽しくなります。

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昭和レトロな置時計。

捨てるにはもったいない!ムーブメントに交換するだけで生まれ変わります!

格安・簡単、お部屋のセンスアップにもどうぞ。

動かない昭和レトロなゼンマイ式置時計の復活

昭和レトロなゼンマイ式置時計。オークションで検索すれば山ほどヒットします。

見た目が妙に角ばっているもの、良い感じに丸みをおびたもの、良い感じに錆びたもの・・。

きっと自分の机の上に置いてみたいデザインの置時計が見つかるはずです。

しかし、多くの置時計はゼンマイ式です。

ゼンマイが切れていたり、錆びついてしまったり・・・動かないものが多いです。

動かないから「ジャンク品」として格安で入手できます。これポイント!

動かなくても大丈夫です。

電池式に直して復活させる方法をご紹介いたします。

昭和レトロなゼンマイ式置時計のリメイク方法

今回、ゼンマイ式から電池式のムーブメントにリメイクする置時計です。(送料込700円)

ほら、カッコイイ!!周りと溶け込んでイヤミがない!いい!!

どこにあるか分かりますか?

これ、ゼンマイは巻けるのですが壊れていて動きません。

これを電池式のムーブメントに交換して、時計としての機能を復活させたいと思います。

1.ムーブメントを取り出す

交換用のムーブメントは、いろいろなネットショップで販売されています。

僕は、手っ取り早く、100円均一でクウォーツ時計を買ってきて、それをバラしました。

実は、バラしに失敗してしまい、翌日、さらに2個、時計を購入してきました。

秒針を力づくで抜いたせいで、ムーブメントに再び秒針を挿すことが出来なくなりました。

それが失敗の原因です。バラしも結構楽しいです。

失敗経験から、今度は慎重にバラして下の黒い部品を取り出しました。

この四角い黒いのがムーブメントです。

ムーブメントは軸の高さがそれぞれ微妙に違います。

時計ごとに文字盤から秒針までの高さが、時計のデザインによって違うからです。

リメイクする置時計には、どの高さの軸が合うのか、実際、バラしてみないと分かりません。

そのため軸の高さが違う2つの時計を購入し、ムーブメントを2つ用意したわけです。

準備をしっかりしておかないと、途中であれがない、これが無いと大変なことになります。

この軸の高さはとても重要です。

秒針、短針、長針とセットしてフロントのガラスパネルをセットし完成!

電池を入れて動かしてみたら・・・

短針が文字盤に接触して動かない、秒針がフロントガラスパネルにあたって動かない・・・

そうなったら、組み上げた置時計をもう一度ばらすことになります。

そんな時のために、ムーブメントを数種類、用意しておくと良いです。

2.レトロな置時計をとにかくバラす

外れるものはネジでもなんでも外す。

差込口があればそこをきっかけにこじ開けてみます。

そうやって、ゼンマイの部分を取り外すところまで分解していきます。

必ず、外れますので、優しく、パズルを解くような気持でバラしていきます。楽しいですよ!

ここで気を付けてください!

ゼンマイの機械部分は秒針、短針、長針と繋がっているということです。

それら針を先に抜かないとゼンマイの機械部分は外れません。

ここで取り外した針は、パーツとして保管します。

100円均一のムーブメントに合えば使えるのですが、大抵は合いません。

合わなくても、もともと100円均一のムーブメントには針が付いているのでそれを使います。

今回バラした針はどこかで使えるかもしれないので保管することをお忘れなく!

3.取り外したゼンマイ機械の部分にムーブメントを取り付ける

実際にムーブメントをおいてみると、微妙に合わない。

よく見ると、歯車が邪魔をしているようです。

こういうのは削ってしまえばOK。

もともと、このデザインを気に入っているので、内部や後ろにはあまりこだわりません。

だから、ムーブメントを削ってしまいます。

歯車部分にあたらない程度に削ったら、ムーブメントを固定します。

両面テープをムーブメントに貼り付けて、狙いを定めてビシッと貼っちゃいます。

4.ムーブメントに針を取り付けます

左が置時計から取り外した針。右が100円均一のムーブメントについていた針。

先のとがった針がカッコイイと思ったので、針を加工してみます。

幸い、柔らかい金属だったので、ハサミで強引にカットしちゃいました。

カットした部分(フチ)の塗料が剥げ、銀色が出ています。

こんな銀色も油性マジックで塗って隠しちゃいます。ほら、目立たなくなりました。

もともと付いていた秒針は赤色でスマートなので、良い感じになりそうです。

針をセットするときは、短針、長針、秒針という順番で軸に挿していきます。

下の写真を見ると、短針が上に反っていて長針とくっついています。

秒針はフロントのガラスパネルには接触していないので、スムーズに動きます。

もう一度、ガラスパネルを外し短針の反りを調整し、ガラスパネルをはめる前に動作確認。

秒針がちゃんと一周するか?

ムーブメントの時刻合わせのダイヤルで長針と短針をぐるぐる回し、時刻がずれないか?

時計として動くことを確認してガラスパネルを閉じます。

5.背面をくり抜きます

このまま元通りに組立ててしまうと、時刻合わせや電池交換の度に分解することになります。

このデザインを気に入って購入したのだから、見えない部分はどうでもいいのです。

それに、動くようになったのだから十分です!

・・・ということで、ルーターでムーブメントのあるあたりをくり抜いてしまいます。

ルーターはこういうやつです。

これでくり抜いていきます。

こんな感じで・・・

くり抜いた部分がザラザラしていて危ないので、紙やすりで丸めます。

指で触ってもザラツキがないくらいまで紙やすりで丸めました。

ルーターを持っていない人は、ドリルでこまめに穴をあけて穴同士を繋げる方法があります。

また、千枚通しのような先の尖ったものを熱して穴をあけることもできます。

そもそも、電池が切れたり時刻を合わせることが頻繁に起こり得ません。

そうなれば、穴を開けないという選択肢もあります。

その辺は、ご自身の判断です・・・ね。

6.組み立て 完成!

組み立てます。

電池と時刻合わせのダイヤルが良い感じで丸見えです。

動かなくて、飾るしかなかった昭和レトロな置時計・・・これが・・

ムーブメントに交換することで、動きを取り戻し、こんな感じになりました!

いかがでしょうか?

カッコよくなったと思いませんか?

昭和レトロな置時計をリメイクして気が付いたこと

リメイクを終え、置時計が復活した後に秒針がうるさいことに気が付きました。

秒針がカチ、カチ、カチ・・・

気になると眠れない人もいると思います。

こういうタイプの時計をステップ式(一秒刻み)というそうです。

それとは別にスイープ式というものがあることを初めて知りました。

これは、秒針が連続で動き、比較的静かです。

スイープ式が良かったなぁ・・・・

そこで、100円均一で300円で売っていたスイープ式の目覚まし時計を買ってきました。

バラしてムーブメントを取り出したけれど、針が気に入らない。

針の加工も難しそうで、スイープ式に再リメイクすることを諦めました。

音が気になる人の最終奥義は、秒針をとってしまうことです。

秒針が無くなることで、少しだけ静かになるそうです。

しかし、それではカッコが悪くなってしまうので、音には慣れるようにします。

もしくは、別のところに飾ろうと考えています。

このデザインだから、どこに置いても似合っちゃうんだよね~♪

置時計のリメイクは初めてだっただけに要領も悪く、無駄な出費もしました。

次回はもっとスマート&スムーズにリメイクができそうです。

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レトロなゼンマイ式時計を電池式に交換すれば復活! 「それ、いいね!お洒落だね!」と、お部屋を褒められたら誰でも嬉しいですよね? そんなアイテムを作りたいと思います。 昭和レトロな時計には、お部屋をセンスアップするデザインがたくさんあります。 動かないものが多いのですが、簡単に修理できます。