神山 祐右
【カタコンベ】(講談社文庫)
感想
第50回江戸川乱歩賞受賞作
タイトルのカタコンベは地下墓地、ケイビングは洞窟体験など、
知らなかった言葉に出会えた本でした。
ダイビングもやったことないし、山に登りたいとも思わないし、
観光地の鍾乳洞でさえ、暗くて怖いと思う私には、
その世界の魅力はわからないけど、
描写が映像として頭に入ってくるような内容なので、
本を読むというよりは、映画を見てる感じがしました。
・・・ただ、ミステリー要素が弱いので、
推理小説とは違うかな・・・と
犯人や動機の意外性がないのと、
主人公たちの、その後が描かれてなかったのは残念でした。
読了日
2021/1/7
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