感情で行動する前に、その負の感情をどのようにさばくかを考えるといいんです。

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以前、感情が人生を決めているという記事を掲載しました。

昨日、まさに、それを試されるときが起きました。

プレゼン大失敗!

仕事でプレゼン資料を作り大人数の前で発表をしました。

電話会議システムを繋いだ大掛かりなプレゼン会場でした。

一通り説明を終え、質問の時間・・・。

1か月も調査してヒアリングをして、わかりやすい資料を作った・・・つもりでした。

しかし、その質問が僕を凍りつかせました。

簡単にいうと、相手先が一番必要としている機能が、僕の作った資料には記載されていなか

ったのです。これは、調査不足と認識不足が招いたものでした。

誰がいけないって?僕でしょ!

帰宅して、大人数の前のプレゼンから解き放たれた爽快感とは別に、怒りが込み上げてくる

のが分かりました。

これは、僕自身の不注意で、誰かを責めるものでもなく、自分自身に向けられた怒りでした。

確かに、プレゼンまでの僕は本当に一所懸命に働きました。

しかし、肝心なことを掲載していないとは・・・。

前日は興奮して眠れないほど緊張していたのに、あんなに頑張ったのに・・・悔しい。

その時!?

その時、昔、書いた記事を思い出しました。(記事:感情が人生を決めている

この怒りに任せて、ドアをバン!と閉めたり、ムスッとしていたり、声を荒げたりするこ

とは、僕にどのような人生を与えるのだろうか?

きっと、とても雰囲気が悪くなり、周りの人は僕を遠ざけると思います。

そして、仕事がうまくいかないとキレる人だというレッテルを貼られるでしょう。

そうなると、今回の仕事だけでなく、今までの友人付き合いもなくしてしまっていたかもし

れません。そうなれば、寂しい人生になっていたでしょう。

そんなことがふと頭に浮かんだ時、この負の感情でネガティブな行動を起こすのではなく、

ポジティブな行動にどうやったら移せるのかを考えてみました。

負の感情をポジティブに生かす!

これは、難しい・・・。

失敗の原因を洗い出し、今後は失敗しないようにすることはポジティブです。

他にも考えてみると、その苛立ちをウォーキングにぶつけてみました。

ブツブツと自分を責めながらも、頭を整理しながら歩く・・・

結局、2.5kmを歩いていました。

疲れると、そうした感情もおさまりました。

結果、健康面でのポジティブを得られました。

頭がスッキリすると、再度、提案書を作成する気力が沸いてきました。

もちろん、その資料は受け付けてくれるかわかりません。

ただ、自分がそうしたいから再度書こうと思いました。

そして提出するところまでやったら、忘れようと思います。

負の感情をなんとかポジティブに変換しようと行動した結果、友達を遠ざけるような失態を

回避出来ました。

これが何よりの財産となりました。

チャンスは一度ではないと信じて

負の感情をネガティブな行動に使えば、信用を失い、仕事を失う。

そうすれば、チャンスというチャンスは二度と巡ってこない。

目の前で起きたこと・・・

今回は、プレゼンテーションの失敗・・・それは、自分の調査不足と認識不足が原因。

感情を抜きにして、このことだけを冷静に受け止め、間違った行動をしなければ、必ずチャ

ンスはまたやってくる。

間違った行動をしないという、やや受け身的な事では無く、むしろ正しい行動や自分のやる

べき目標をしっかり見つめ直し、そうした感情に振り回されず、芯がぶれることなく行動し

ていれば、何度だってチャンスはやってくる。

僕は、困っている人を助けたいんだ!

今回のプレゼンだって、現場の負担を軽くしてあげたかったんだ!

しっかり、自分のやるべきことを見つめて、進むだけだ。

その思いを見失わない限り、チャンスはいつでも開かれている!!

・・・・オノマトペ。