結婚記念日と贈り物がまるっとわかる!早見表。ブックマーク必須です。

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ご結婚をされている方なら、毎年、毎年、結婚記念日が巡ってきます。

男性よりも女性のほうが記念日には敏感ですが、結婚の記念日くらいは男性もしっかり覚えていて、今年は何年目だから○○式だと分かっていた方が良いと思います。

そういう私も、銀婚式や金婚式は耳にした事があるくらいで、それが何年目のお祝いなのかなんて、調べるまで分かりませんでした。調べてみると、驚くほど○○式がありました!長文となりますが、以下にまとめましたので参考にしてくださいませ。

結婚記念日と贈り物がわかる早見表

1年目:紙婚式

結婚1周年のことを「紙婚式」と呼ぶそうです。同棲生活が長くても、婚姻届を提出して正式な夫婦となり迎える結婚1年目は、新婚気分も抜けず、初々しい幸せが周りに伝染しそうです。二人で歩んでいく結婚生活1年目は、まだ真っ白な紙のようです。将来設計などを白紙に書き出し、幸せな生活を願うという意味から1年目を「紙婚式」と呼んでいます。そして、二人の将来の安泰を願うという意味から、ペーパーアイテムをプレゼントし合うようです。手紙を交換したり、コンサートのチケットなどをプレゼントするのが良いそうです。手紙はお互いの気持ちとこれからもよろしくという気持ちを綴れます。チケットは、コンサートに一緒に出掛けることで、新しい二人の思い出をつくることができます。

2年目:藁婚式・綿婚式

このころから新婚気分が抜け始める傾向にあります。二人の関係も、まだまだしっかりと固まっていない状態です。綿のように柔らかくもろいというイメージから結婚2周年目を「綿婚式」と呼んでいます。綿は比較的安価なうえ丈夫で長持ちする素材なので、質素倹約という意味を持ちます。これからの結婚生活の家計を支えるという意味合いも込めて、綿製品をプレゼントするようになったと言われています。木綿のハンカチをお互いのイニシャルを入れてプレゼントし合うのもステキです。

3年目:革婚式

二人での生活にすっかり慣れ、倦怠期が訪れやすいとされるのが結婚3年目だそうです。
夫婦の危機が訪れないよう、二人の絆を強くすることが大切な時期です。丈夫かつ粘り強い性質を持っている革を結婚生活のお手本にしようとしたのが革婚式です。革のように夫婦の絆も粘り強く丈夫なものになるようにと思いが込められています。革は使いこむことで魅力を増すという特徴もあります。結婚生活を通してお互いの魅力を高め合える関係を築くという意味も革婚式にはあるようです。お財布やバッグを記念日に送り合うのが良いと思います。

4年目:花実婚式

花婚式とも呼ばれる花実婚式とは、花が咲き実がなるように家庭生活でも幸せが溢れるようにと意味が込められたお祝いです。夫婦の愛や子育てを花に例えたお祝いです。”さらに幸せな日々が訪れるように”と願いが込められています。普段が当たり前と感じ、つい忘れがちな感謝の気持ちや家族で過ごす時間の大切さを見直すための記念日です。さりげないおはなのプレゼントを感謝と共に贈るのはいかがでしょうか。

5年目:木婚式

結婚して5年・・・結婚生活も落ち着き安定してくるのではないでしょうか。二人の関係がまるで一本の大木のように夫婦らしくなることから、木に例えて木婚式と呼ばれるそうです。また地面に根を張る様子が家族の安定を、生い茂る葉の様子が家族の繁栄を表しているという説もあるそうです。そのため、結婚5周年には木にまつわるプレゼントをするのが良いとされているようです。木のぬくもりを感じる食器やインテリア、観葉植物が喜ばれます。

6年目:鉄婚式

長いようで短い「6年」。熟年の夫婦から見たら、まだまだ新婚さんですね。鉄婚式には「鉄の様に硬い人生を」という意味が込められています。夫婦の絆の固さを確かめるお祝いの年となっています。日頃の労をねぎらうつもりで電動自転車を「鉄」にちなんで贈られる方も多いそうです。ゴルフクラブも人気のアイテムだそうです。

7年目:銅婚式

銅婚式の年は、家族や財産など家庭を取り巻く環境が安定する時期です。子供も生まれ、家族という言葉に重みを感じるようになるのが7年目だと言われています。その安定を銅に例えて喜び、これまで共に力を合わせて家庭を築いてきた相手に感謝する年となります。一般的には、銅のアクセサリーや、銅製品のペアグラスなどを贈りあうのが主流です。

8年目:青銅婚式

経済的に安定してきた二人が、美術品などによく使われる「青銅」を記念にプレゼントしあうことから青銅近式と呼ばれています。青銅は銅とは違い、銅と錫(すず)の二種類の金属を混ぜられて作る合金です。二種類の金属が混ざることで銅の強度が増し、美しさが際立つため、古くから美術品や貨幣に使用されてきました。そんな二人の強度が増し美しさが際立つことをお祝いしましょう。

9年目:陶器婚式

紙婚式から始まった結婚記念日は「柔らかいものから硬いものへ・リーズナブルなものから価値の高いものへ」と変化していきます。
結婚9年、お互いが馴れ合いの関係になってくる時期です。日常的に使う陶器は硬くて丈夫だけど、ぶつかればヒビや割れることもあります。陶器婚式に陶器を贈る習慣には、「ヒビに気をつけて、陶器を扱うように夫婦関係も大切にする」という意味が込められています。

10年目:錫・アルミニウム婚式

錫(すず)婚式はアルミ婚式とも呼ばれます。錫の食器や製品などは、使えば使うほど美しさと柔らかさを増し、輝き続けます。大切に使用すればするほど味が出るのも特徴です。お互いを高め、尊敬し合える夫婦の絆を確認する日です。10年という歳月の節目の日に思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか?

11年目:鋼鉄婚式

鋼鉄のように強い愛の絆で結ばれることを願った記念日です。結婚生活も11年となると二人の絆は簡単に曲がることのない、強固なものとなっているはずです。その関係を再認識することは二人の関係をさらに深める機会になります。

12年目:絹・麻婚式

結婚記念日から12年目の「絹・麻婚式」には、絹や麻のように「きめの細かい愛情や相手への思いやり」という意味が込められています。結婚して12年も経つと、慣れから相手への気遣いも忘れがちです。絹・麻婚式で、お互いにさらにきめの細かい思いやりを相手にかけてみてはいかがでしょうか。

13年目:レース婚

レースには「さらに深く綾なす愛」という意味がこめられているそうです。さまざまな困難な出来事を乗り越えて落ち着き、いい夫婦関係が築かれているものと思われます。愛情なしには行えなかったその軌跡は一針ずつ編まれたレースになぞらえることができますが、さらに愛を深めることによってその針を進めたいもの。そんな思いを新たにすることができる記念日です。白いレースは純粋さもイメージしています。また”結婚した当初の真っ直ぐな気持ちを思い出してお互いを気遣いあうことを忘れない”という象徴でもあります。

14年目:象牙婚式

象牙婚式の名前の由来になっている象牙は、木の年輪のようにいくつかの層になっており、象の歳とともに、ひとまわり、またひとまわりと大きくなっていきます。象牙婚式は、この象牙のようにお互いに年月を重ねて、夫婦としての輝きを増すという意味が込められた記念日です。

15年目:水晶婚式

水晶婚式の由来である水晶は、別名クリスタルとも呼ばれ、無色透明な宝石です。水晶のように曇りっ気のない透明感のある信頼という意味が水晶婚式に込められています。水晶にちなんで、水晶に関するプレゼントを贈るのが一般的です。アクセサリーはもちろんのこと、水晶でできたワイングラスや時計などもおすすめです。

16年目:黄玉(トパーズ)婚式

「黄玉」とは、トパーズのことです。トパーズには「誠実」「友情」「潔白」などの意味があり、自分にとって必要なもの、自分が望むものに出会う力を与えてくれる石であるともいわれています。ますます二人の関係が恋人であり夫婦であり友人のような関係でいながら、誠実で嘘の無い関係を築く記念日としてください。

17年目:紫玉(アメジスト)婚式

17回目の結婚記念日である紫玉婚式は、長年連れ添ったカップルがアクセサリーなどによく使われる「紫玉(アメジスト)」を記念にプレゼントし合うことからきています。
ヨーロッパでは悪酔い止めのお守りや、キリスト教の儀式などに用いられていました。 アメジストは「愛の守護石」として知られ、真実の愛を守る力を与えてくれると言われています。

18年目:石榴(ガーネット)婚式

ガーネットはラテン語でという意味のグラーヌスが語源で、努力を重ねて得られる実りという意味があります。結婚生活を続けられたのはお互いに努力を続けてきたからです。その努力を称える意味でガーネット石を贈り合い、互いをねぎらいながらこれからも結婚生活を続けて行こうという思いがこめられます。ガーネットには忠誠や変わらぬ愛という意味もあります。

19年目:風信子(ジルコン)婚式

長年連れ添った夫婦がアクセサリーなどによく使われる「風信子石(ジルコン)」を記念にプレゼントし合うことから風信子婚式はきています。持ち主に知恵、名誉、富をもたらすと伝えられ、持ち主に危機がせまると輝きを失うという言い伝えもあります。また、純粋と無垢を象徴する石と言われ、傷ついたものを癒す力を持つとしても知られています。

20年目:磁器婚式

磁器婚式の由来である磁器は、薄手なのに耐久性に優れているのが特徴です。高温で何週間も窯で焼いて仕上げます。そして、使い込むごとに風合いや色合いが変わっていき、より生活に馴染んでいくのも磁器の特徴です。磁器婚式は、この「磁器」のように簡単には壊れない固く結ばれた絆、長い年月を過ごしたからこそ分かる夫婦としての価値をあらわしています。

25年目:銀婚式

結婚記念日を祝う習慣は、ドイツで始まったそうです。その後、ヨーロッパ全域に広まっていきました。1624年には初めて銀婚式が行われました。「銀」にちなんだ贈り物が選ばれたそうです。日本では、1894年に明治天皇が銀婚式のお祝いを行ったことから一般家庭にも定着しました。銀婚式には、今まで共に歩めたことへの感謝と銀のように輝く夫婦への祝福、そして結婚50周年の金婚式へ向けてさらに夫婦の絆を深めていく・・・という意味があります。
ちなみに結婚記念日には厳密なルールはないため、入籍日や挙式日、または結婚を決めた日などお二人が納得しているならいつでもOKだそうです。夫婦で贈り物を交換したり家族で食事をしたりなど、お祝いの仕方もさまざまです。

30年目:真珠婚式

結婚記念日といえば50周年目の金婚式や25周年目の銀婚式が有名ですが、30周年目に当たるのが真珠婚式です。大いなる恵みと厳しさを合わせ持つ自然の海の中でじっくり育っていく真珠は、「健康」「富」「長寿」といった意味のある海の宝石です。そんな真珠が由来である真珠婚式は、30年という長い年月をともに暮らしてきたご夫婦がこれからも元気で豊かに生活ができることを記念する最適なイベントです。

35年目:珊瑚婚式

35年の歳月をかけて築いた夫婦の絆。珊瑚も長い年月を経て成長することから、それになぞらえて、35周年を祝う式を珊瑚婚式と呼びます。一般的には珊瑚を使用した装飾品などのアイテムをプレゼントするのが定番です。

40年目:ルビー婚式

ダイヤモンドの次に堅いのがコランダムという鉱物です。そのグループに属するのがルビーです。ルビーは、母岩の成分により複雑に色合いが変わります。さまざまな成分が混ざり合うことで、深みのある赤色をもつルビーができるのです。結婚して40年という長い月日を経た夫婦は、お互いの信頼もルビーのように深く、そして強くなっていることでしょう。ルビーのような二人の絆を表して、ルビー婚式と名づけられました。

45年目:サファイア婚式

サファイアには「誠実」「慈愛」といった石言葉があり、長年連れ添った誠実で幸せな夫婦の結婚生活を表しています。
45年間という長い結婚生活の間には、幸せなことも苦しいこともたくさん経験してきました。しかし、そのたびに二人で力を合わせて乗り越えてきました。これからもまだまだ二人で生きていこうと新たな決意を固める日としてお祝いをしましょう。

50年目:金婚式

結婚記念から50年を迎えて祝う金婚式は「金色の輝きを得て、豊かさを得た夫婦を祝う式」です。古くは、金婚式の「金」にちなんで金製品の贈り物をする習慣があり、日本でも夫婦の名前を刻んだ金杯を贈ることが良く知られています。
この結婚記念日は、夫婦にとっても家族にとっても最も特別な日。ご夫婦への尊敬や感謝を込めると同時に、末永い健康を祈り、大人数で盛大にお祝いしたいものです。

55年目:エメラルド婚式

50年を超える時間を夫婦として暮らしてきたお二人には、楽しいことばかりではなく色々な出来事がありました。見る人を癒す力を持つエメラルドに例えられた55年目の婚式には、様々なことを乗り越えて強さを増した二人の絆と、二人が乗り越えてきた道のり、そして知恵と思いの深さを尊ぶ意味が込められています。

60年目:ダイヤモンド婚式

結婚記念日には、それぞれ宝石の名を冠した式が設定されています。25周年の銀婚式、50周年の金婚式はそれぞれ有名ですが、60周年の節目の年はダイヤモンド婚式と呼ばれます。ダイヤモンドは世界で一番硬いとされる鉱物だと言われ、夫婦間においても絆の強さを象徴していますね。まさしく「永遠の愛」。結婚式自体でも使用されるケースが多く、相思相愛の深い愛情と、金銭的にも幸福になれる意味合いがあるとされます。

60年という歳月をかけて築き上げた結婚生活。幸せな生活を営む二人の輝かしい経歴は、ダイヤモンドのようなまばゆい光を放っています。

65年目:ブルースターサファイア婚式

65年目の結婚記念日の象徴とされているスターサファイアは「信頼・希望・運命」という、3つの意味を持っています。スターサファイアはダイヤモンドに次ぐ硬度を誇ります。65年もの年月を共に耐え抜いた夫婦に相応しい記念日です。

70年目:プラチナ婚式

一般的に知られる結婚記念日の中では年齢的に「最後」とされる結婚記念日です。白金のように他よりも一層輝く結婚記念日としてお祝いをしましょう。

まとめ

いろいろなところから情報を持ってきてまとめてみました。いかがでしたでしょうか。

私は性格がゆがんでいるせいか、まとめているうちに、これら結婚記念日に商売の影が垣間見れてしまい、純粋に喜べなくなってしまいました。

まとめた後に残った感情は、結婚の年数にこじつけられた理由はどうでもよく、二人が幸せに暮らせてきた節目を純粋に祝えばそれでいいかなぁ、と感じています。出来れば年数単位ではなく、日々、感謝しあえれば最高ですね。

さて、プラチナ婚式が最後とされているようですが、どうせならこじつけでもう一つ私が作ってみました。「オリハル婚式」。どんな金属よりも貴重で材質として素晴らしい!二人の関係も、この鉱石(オリハルコン)になぞらえて、唯一無二の貴重な「絆」を未来永劫続いていくことを願うという意味で、付け加えさせてください。

長文、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。