人間以外で「嘘」をつく動物はいるのだろうか?

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人類で最初に嘘をついたのは誰?

エイプリルフールが近づくといつも思い出すのは、人類で誰が最初に嘘というものをついたのか…です。そんなものをつかなければ、私たち人類は、人の心を勘繰るような生き物にはなっていなかったのかもしれません。いつも本音同士のお付き合いができていたのかもしれません。まったく、誰がこんな余計なことをしてくれたのか‥

そんな投稿をしてみたのだけれど、かなり読まれている記事のようです。

僕もまとめた甲斐がありました。

人間以外では「嘘」はあるのか?

人間の嘘の起源は、わかりました。

けれど、嘘は人間しかつかないというのは本当でしょうか?

人間は相手の気持ちを理解することができる高等動物だからこそ嘘がつけるとされています。

そこで、調べる事にしました。

チンパンジー

これは、動画で残されています。

石の道具欲しさに、1頭が近づきます。

毛づくろいという近づき方をして、相手も毛づくろいのお返しを始めます。

ほんの一瞬をついて、石の道具を我が物にしてしまうのですが・・・・。

ただ、解釈の仕方次第で「嘘」ではなく、知的な動物が持つ道具の共有だとも見て取れます。

僕は、共有だと感じたのですが、いかがでしょう?

もし、嘘をつかれ、取られたと思うのなら悔しがったりすると思うのですが。

クーンクーンと甘えた声を出すと、人間は相手にしてくれます。

それを覚えた犬は、クーンクーンと事あるごとに声を出し、どんどん甘えます。

「学習」といったほうが良いと思いますが、これも解釈によっては「嘘」なのでしょうか。

ちなみに、昔、犬を相手に「痛い、痛い、イテテテテ・・・」と寝転がったら、近づいてきて

「大丈夫?」と言わんばかりに心配そうに、鼻をクンクンしてくれました。

時間を空けて、同じことをしても、二度と近づいてはきてくれませんでした。

ということは「嘘」という概念を知っていることになります。

そうなってくると、クーンクーンと声を出せば「よしよし!」と撫でてもらえると知っていて

ワザとそうしていることになるので、「学習」というより「嘘」なのかもしれません。

犬も「嘘」をつく!

そういう事にします。

鳥(インコ・オウム、カラス等)

これも気を引きたくて・・・という学習に近いものかもしれません。

インコ・オウム、カラス等は、人の気を引きたくて、ワザと咳の物真似をするそうです。

そうやって、体調が悪いように見せたりします。

また、他の個体がゲージの外に出ているとカゴに鍵を付けられてしまった場面を見て、

自分もそうならないように、飼い主が来るとあわててケージに戻り、ケージにいたように見せ

ていた個体がいるそうです。

・・・・オノマトペ。

コメント

  1. まー より:

    うちの犬は子供が学校に行く時間になると、皆に構ってもらおうと足を痛そうに歩き仮病のようなことを良くしていました。あと、追い駆けっこのような遊びをしていたらフェイントを使うようになり、それが通じなくなると、フェイントのフェイントを使ってきたりしました。狩猟本能には相手の認識を欺くという意味での嘘は良くあることなのかもしれませんw。

  2. TSUTOMU より:

    まーさん、コメントありがとうございます!
    大変賢い犬ですね!
    嘘が通じなくなるということまで認識しているんですものね。
    す・ば・ら・しー!