マツダ T2000 オート三輪(バタバタ・バタコ)を作る。サビるまで働いてくれて、お疲れ様。

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マツダ T2000 オート三輪

※ SNSの仲間からいただいた写真です。

昔、近所で見かけたこの車「マツダ T2000 オート三輪」。

三輪という構造ゆえ、カーブでの操作を誤るとすぐに転倒していました。

そこでつけられた愛称が「バタコ」または「バタバタ」。

子供の時は、運転席が高く見え、異様な雰囲気を漂わせ、恐怖すら感じた。

しかし、制作していると愛着がどんどん湧いてきてしまった。

今回「マツダ T2000 オート三輪」の制作が、プラモデル作りの最初となります。

厳密に言えば・・・

小学校の時、何かの車を色も塗らず、適当にボンドでくっつけたのが最初のプラモデル。

そんな制作経験しか持たない僕だけど、本当に楽しく没頭できました。

気が付けば、深夜2時、3時という日もあり、この熱はまだまだ続きそうです。

完成した作品をSNSでアップすると、いろいろなアドバイスをいただきました。

それを次回以降、作品に反映させることも僕のポテンシャルを維持しています。

素人の「マツダ T2000 オート三輪」作りの過程をアップし、健忘録としたいと思います。

マツダ T2000 オート三輪 制作過程

僕は塗装がへたくそで、色の再現性についてはセンスがありません。

そこで車体を「白」にして錆び塗装(ウェザリング)をしようと思いました。

僕は錆びた感じの車や建物、遊具といったものが好きです。

だから、白に塗装した車体をサビで汚そう、そうすればサビも目立つと考えました。

荷台の制作 マツダ T2000 オート三輪

実は、この荷台の長さに惹かれてプラモデルを購入しました。

鉛筆トレーとしてブリキトラックのおもちゃを探していました。

しかし、鉛筆置きとして丁度良いものがありません。

ならば、作ろうと思ったのが「マツダ T2000 オート三輪」との出会いのキッカケです。

材木を運搬するための長めの荷台は数本の鉛筆を積めば、きっと良い感じになるはずです。

組み立て前の荷台はこんな感じです。

青を木調に塗装する技術は無いので、本物の木材を貼っちゃうという発想・・安易です。

1mmくらいの薄さまで削ってから、寸法に合わせて縦に割き貼っていきます。

これで、プラスチックのもともとの荷台の色をごまかせるし、微妙な歪みも修正出来ました。

一応、荷台は白で塗り、ウェザリングを施しました。

木材もウェザリングを施し、荷台に貼っていきます。

すべて貼り終えました。

本当は横や後ろの囲い部分も木材を張らないといけなかった・・・。

この後、全体的に錆びを施しました。

運転席とのバランスがあるので汚し過ぎない程度でやめておきます。

運転台の制作 マツダ T2000 オート三輪

そもそも「運転台」という名称で良いのだろうか?

そのくらい車には興味がなく、プラモデルの制作経験もない。うんちくもない。

ただ、黙々と楽しんで作っていました。

どんな場所に置いておくとどう錆びるのか?

水滴はどこに溜まってしまうのか?

そういう水滴を人間はどのように手入れをして大事に乗っていたのか?

そんなことを考えながら、サビの塗装をしていくのですが、とても楽しい時間でした。

荷台とのバランスを考えると複雑な思考が必要ですが、実に楽しい時間でした。

こういう見えにくいところの塗装の甘さは、反省点として次回に修正しようと思います。

前輪の制作 マツダ T2000 オート三輪

ここは顔ともいうべきカッコいい部分です。

ここにも反省点があります。シートが綺麗すぎるということです。

こういうところまで気が回らないのが、プラモデル初心者です。

次回は、運転席のシートが破れてスポンジが見えているような演出ができればいいなぁ。

裏は見えないから・・・という甘さ・・・ここにもあります(笑)。

前輪と運転台の組み上げ マツダ T2000 オート三輪

ここまでくると完成が見えてきているので、少し寂しくなってきます。

完成したら楽しい時間が終わってしまう。

けれど、完成しないとつまらない。

そんな葛藤を覚えながら丁寧に、丁寧に組み上げます。

運転台と荷台の組み上げ マツダ T2000 オート三輪

荷台はシャーシと組み上げるのですが、細かい部品が付いていて慎重にしないといけません。

プラスドライバーでネジを締め、荷台が完成しました。

タイヤの裏にも塗装の甘さがあります(笑)。

それはそうとして、タイヤをパンクさせるという演出も次回やってみたいと思います。

タイヤのパンクや運転席のシートの破れというアイデアはSNSの仲間から頂戴したものです。

流石だと、感心しています。

いよいよ最後の組み上げです。運転台と荷台の組み上げです。

ここもシャーシと運転台をネジで止める箇所があります。

慎重にドライバーで止めていきます。

完成です!

まとめ

鉛筆置きを作りたいというところから始まったプラモデル作り。

見よう見まねで作ってみたものの、背景が無いのはさみしいですよね。

SNSの仲間から、背景や人物があるともっといい!と、アドバイスもいただいております。

引き続き「マツダ T2000 オート三輪」が似合いそうな情景作りをしようと思います。

それにしても、本当に楽しい時間でした。以下は、親バカなギャラリーです。

コメント

  1. 59爺 より:

    今日からこれ組み出した大阪の爺です( ^ω^ )荷台が木張りと聞いたので検索してここ見つけました! 事実がわかりありがとうございます 長年戦闘車両メインで来て 最近 お城や車に手を出しまして(^◇^;) 戦車モデラーの性ゆえ 手に塗料が付いたまま触る癖で 汚してしまい苦労してます。この手の模型ならウェザリングするのでごまかせるのですが いすゞのベレットと日産スカイラインはボディタッチアップしながらになってしまいました乗用車やバイクは塗装が大変ですよね

    • TSUTOMU より:

      59爺 様

      よくお越しくださいました。荷台を木張りに…がうわさになっていたとは。。。嬉しいです。
      塗装はあまり得意ではなく、いろいろ工夫してリアルに見せようと努力しています。
      よろしければ、模型専門で書いているブログがございますので、お暇なときご覧くださいませ。
      https://kaiso-mokei.com/

      引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

  2. 59爺 より:

    おお!回想模型 動画ええですね 昭和初期の風景に興味あります\(^^)/ ジオラマといえば戦車系ばかり作り 炎上してる連合軍の戦車と進撃するドイツ軍 又は日本軍の風景作って万歳してました( ^ω^ ) 高卒で陸自の普通科に行き除隊したら 塹壕系になり(爆笑) 高齢になって 車バイク系に目覚め 特にこのシリーズお気に入りになりました また参考のために閲覧させていただきます( ^ω^ ) 今日公休で バイク走れせようと思いつつ オート3輪の荷台を組んでます( ^ω^ )

    • TSUTOMU より:

      59爺 様
      素敵なお話をありがとうございます。
      陸自に高卒で!お疲れさまでした。阪神淡路大震災、北陸地震などそれはそれは大変だったことと思います。
      感謝申し上げます。

      模型については、小学校の頃、2つほど作たっという淡い記憶だけが残っております。
      ウェザリングという言葉も知らずに質問しまくり、師匠のところに上がり込んで教えていただいたのが2年ほど前です。
      あとは、ネットを活用しています。便利な世の中になりました。

      実を言うと、私はきれいな塗装ができません。エアブラシも使えません。
      そうすると、手塗りで汚くて良い情景模型は、私にはピッタリです!(笑)
      今日は、ミゼットに物干し竿をくくりつけています。
       
      これも何かのご縁。引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。
      私はフェイスブックしか持っていませんが、もしアカウントをお持ちでしたら繋がっていただけると幸いです。
      https://www.facebook.com/TSUT0MU.USUI/

  3. 59爺 より:

    お返事感謝します はい(^◇^;)高卒で2任期行きましたが 阪神大震災は後輩達が行ってましたかなり大変だったようでした(~_~;) 自分は国体支援とか自然公園大会支援ぐらいで大した事も出来ないまま除隊いたしましてお恥ずかしい限りです(;_;) フェイスブック見てみます 宮部十蔵となってますが(^◇^;)モリワキです、 チョット反戦平和主義者の狂信者のような方に攻撃(爆笑)されて嫌になり改名しましたが拒否したら良いだけでした