男のシワづくり

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磨け、磨け。

他人はどのように思っているかは知りませんが、昔から私は、自分の容姿に対してコンプレックスというほどのコンプレックスはありません。そんなに自信がある容姿というわけでもありませんが、気にしない性格です。

今も、それは変わっていません。

けれども、高校時代、世界史の先生が仰られていた言葉に従ってきたことは、私にとって大きな励みとなっています。

「男は顔を磨け、女は性格を磨け。」

女性への言葉は記憶が定かではありませんが、男性は顔を磨けという授業内容だけは記憶が残っています。

40代になったら、男は顔だと仰られていました。

それは、整った顔立ちということではなく、顔に刻まれるシワのことでした。

当時、学生だった私には想像がつきませんでしたが、40までに顔に魅力的なシワを造れという教えのように聞こえました。

シワにはいろいろあります… 笑顔のシワ、苦悩のシワ、人の気持ちの分かるシワ…
私は、人生経験を重ねていくうちに、いろいろなシワがあることに気が付きました。

当時、私はそんなことを考えもせず、とにかく笑いジワを意識して過ごしていました。

おかげで、今では目元にできる笑いジワには自信があります。

どちらのスパイラルが好きですか?

世界史の先生の脱線授業を思い出したとき、ふと、いじわるそうな顔の身近な人を思い出しました。実際に、周りから嫌われている人です。

その人の顔を思い浮かべてみると、きっと普段から文句ばかり言ってきたんだろうな…と、そんな風に感じました。

因果応報という言葉があるように、自分のしてきたことは、いつか自分に返ってきます。

悪口、文句、いじわるをしてきた人は、40代にもなるとそういうシワが顔にできてきます。
それは、決して治すことができません。

更に悪いことに、今まで自分が吐き捨てたそれらの言葉が、自分に返ってきます。
それは、周りからの態度であったり、陰口だったりと、今までしてきたことが自分に返ってきます。

そうすると本人は、益々、汚い言葉で周りに八つ当たりをしたり、ついていないなどと愚痴をこぼし、人をねたみます。そして、益々、顔にそうしたシワが現れます。
この時吐き捨てた暴言や八つ当たりした態度の因果がまた自分に返ってきます。

もう、このスパイラルからは抜け出すことができません。
顔は、苦悩と失望、世の中を恨んだようなシワでいっぱいになります。

一方、歳を重ねた80歳くらいのおばあちゃん、おじいちゃんで、かわいいチャーミングな人がたくさんいらっしゃいます。

その人たちは、努めて明るく、そして笑顔で暮らしてきたからこそ、そういうお顔になったのだと思います。

そして、そういう明るい態度は、同じく因果応報の法則で自分に返ってきたのだと思います。歳を重ねて、益々、楽しく笑顔で暮らせば、さらにそれが自分に返ってきます。
益々、チャーミングな顔になっていきます。

あなたはどちらのスパイラルが良いですか?

こういう深い意味があるとも知らず、世界史の先生の言うことを聞き、笑う時は努めて顔をしわくちゃに笑うことを意識したおかげで、50代になった私は、笑いジワだけには自信があります。