片づけているとハマる落とし穴。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

単純な性格なので、片付けの本を読むと片付けをして部屋をきれいにしたくなります。
一気に棚から荷物を引っ張り出し、「いる」「いらない」をやり始めると、途端に部屋や机が余計に散らかります。
けれども、これをしないときれいに片付かないのだから仕方がありません。

さすがに、アルバムを見始める、本を読み始めるといった初歩の罠にはハマらなくなりました。私も、結構、この罠にハマって、片付けが長引く傾向にありました。

私が気が付いた罠

「いる」「いらない」をやってものを片付けていると、だんだんきれいになって行く棚や机に
嬉しくなります。
スッキリと使いやすい場所(部屋や机の上)になり始めると、これはここ、あれはここ!といった具合に、少し空いたスペースにちょっとしたお土産などを飾り始めます。

そして、きれいになった部屋を見て満足したのち、ごみの量を見ると、ごみが少ないことに気が付きます。

これが罠なのです。

基準とすべきは「いる」「いらない」であり、かっこいいかどうかではないのです。

収納とはモノを隠す場所ではない

目の前にある収納は、頻繁に使うものを置きます。

頻繁に使わなくても、年に数回は使うものは、すぐに手が届かなくても良い収納スペースにまとめます。

1年以上使っていないものは、捨てます。

捨てる前にオークションやメルカリ箱を作って出品し、一定期間出品して売れ残ったら捨てるというルールを作っても良いと思います。

そうすることで、すぐに手の届かない収納スペースにある「いらないもの」を捨てることができます。収納スペースはいらないものを置くスペースではなく、少しでも使うものを置く場所です。

ここを間違えてはいけません。

捨てることに弾みをつける

捨てようかどうか迷うものがあります。

いつか使うかも? いつか値上がりするかも?

そういうものでも、これまで一度も使わなかったものは、きっとこの先使いません。
そういうものを1つ、思い切ってごみ袋に捨てましょう。
これが、基準線となります。

あれがいらないなら、これもいらない!

そんな風に仕分けのスピードに弾みがついてきます。

そうやって、必要なものだけを残し、使用頻度の多いものだけを机の収納に入れます。
使用頻度の少ないものは、別の部屋の棚などの収納に入れます。

空きスペースが生まれる!

ぎっしり詰まっていた机の棚がスッキリしました。

普段の私なら、空いたスペースに置物を配置して飾っていましたが、今回はそれもなしです。

殺風景にポンと空いたスペースでもそのままです。
このスペースは、ちょっとしたものを一時的においたりすることに役立ちます。

そうやって、空いたスペースを空けておくと、とてもゆとりがあるように感じます。

少し作業をして汚れたら、すぐに片付けようという気持ちになります。

これが本当の片づけというものなのだと思います。

キレイを持続させるために

購入するときには、その商品が本当に必要かを自問自答する。

購入するときは、代わりに何かを捨てる。

本は、必要なところだけスキャンをして保存し、あとは捨てるか売ってしまう。

これが継続できるようになったら、もっと整理整頓をして暮らしやすい部屋にしようと思います。今はまだ机の上とその周辺だけがきれいになった状態です。それでも、とても使い勝手がよく気分が良いので、掃除・片付け・整頓が好きになってきたようです。

これも「」のおかげです。