【センドク】読書ノート 207冊目|セーラが町にやってきた

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:セーラが町にやってきた

著者:清野由美 (著)

読了日:2021年9月4日

全体的な感想

私のルーツは、小布施の六川という所。祖母のところに婿養子に来たことで小布施の土地を離れてはいるけれど、私の姓が六川に今でも多いのはそういうことです。

そういう思いもあり、この本を読んでいました。

終始、アメリカからやってきたセーラに対して、腹が立ちました。
そして、この本の著者の文体も古臭くて好きではありませんでした。

セーラのような人間は、外国の人だから受け入れられたのだと思います。どうせ言っても聞かないだろうし、黙っていればいつか帰るだろう… そんな気持ちもあったかもしれません。

しかし、十世紀をドンドン作るセーラに対して、地元の人たちは彼女を認めていきました。
セーラも凄いと思うけれど、昔の慣習に習わず人を受け入れる小布施の人が良かったのだと思う。

ただ、やはり、セーラのようなやり方は好きではないし、巻き込まれる人はたまったものではない。

そんな風に読みすすめ、私は何に腹を立てているのかふと分析してみました。
答えは、セーラに対しての妬みや嫉妬でした。
私も外国の人であれば、あんな風に好き勝手出来たのではないか… そんな風なところがあり、羨んでいるのだと思います。

本当にそうだろうか? もし、私が外国人でも、あんな風にバリバリと行動しただろうか?

そう考えると、私よりセーラさんの方が行動力があると思います。
私も相当行動力がある方ですが、あれだけのハードスケジュールをこなし、成功に導く自信はありません。

この本で残念だったのは、セーラの考え方がわかるというよりは、セーラの行動記録を第三者がまとめたという本であることです。

セーラを知るにはセーラに会うしかなさそうです。

ひとつだけ良かったところをあげるなら

顔国から見た日本の良いところ、大切にしなければいけないところが分かった気がします。

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