【センドク】読書ノート 299冊目|尾崎豊―Say good‐by to the sky way

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:尾崎豊―Say good‐by to the sky way

著者:尾崎 豊 (著), 大楽 光太郎 (著), 尾崎 康 (著), 吉岡 秀隆 (著), アイソトープ (著), エッジオブストリート (著)

読了日:2022年4月30日

この本を購入した理由(私が知りたかったこと)

カラオケで歌を歌うくらいで、スキャンダラスなイメージしか持っていません。
それでも「カリスマ」といわれる人は、どういう人なのか? をすこしだけ知りたくて手に取った本です。

私の感じた著者の言いたいこと

とにかく心に浮かぶ矛盾をどうにかして昇華させ言葉にしようとした。矛盾は矛盾であると謳い、それでも「今」において、出来ることのすべてをする。すべてをした瞬間からその今が過去になっていくので、まだこの旬カインにもできることがあるのではと考える。

それが自分を傷つけることになっても、その「光」を見ようとせずにはいられない。
そんな青年が「尾崎豊」だったのかもしれない。

全体的な感想

自分の歌で救われる人がいるのならとことん身を削り、納得できるものを作り続ける。
「これでいいや…」というのがない。

そういうモノづくりの姿勢を私は見習わなければいけない。

ひとつだけ良かったところをあげるなら

あるページに、よく思い出すことについて書かれていた。
そして、どうしてそのことばかり思い出すのか? と自問自答しているようなシーンがある。

その答えが、今の自分にはない、昔持っていた輝きを思い出させようとしている…
といったような文章があった。
読みながら、そこが尾崎豊なんだと思った。

無くしてきてしまった輝きを思い出させるために、最近よく思い出す仕組みが人間には備わっているのだろうか?

本の解釈は人それぞれ。
こんなふうに私は感じた。

私も、同じことをしばしば思い出したら、私の輝いていた部分がなくなっていると判断して、その輝きを拾いに行こうと思います。
あの時の私はどうだったのか?
それを考えながら、当時の私の良かった部分をもう一度私の一部分にしたいと思います。

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