参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。
40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。
読書ノート
タイトル名:なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?
著者:西剛志 (著)
読了日:2022年5月14日
この本を購入した理由(私が知りたかったこと)
どうしたら、こちらの言いたいことを的確に相手に伝えることができるのか?
それを知ることができると思い購入しました。
私の感じた著者の言いたいこと
脳には人それぞれにバイアスが働いているので、同じものを見聞きしても感じることはもちろん、記憶する(情景を切り取る)部分も違います。
今見ている資料ですら、そうした個々人のバイアスが働くので、同じ資料を見ていてもそれぞれの認識が違います。それゆえ、こちらの伝えようとしていることが伝わる人と伝わらない人がいるのです。
むしろ、相手に自分の伝えたいことを伝えられるという方が奇跡的なのです。
こうしたことをいろいろな角度から著者は説明してくれます。
全体的な感想
この本を購入した理由に応える本ではありませんでした。
相手に伝えるための手段を掲載した本ではなく、どうして思っていることは伝わらないのかということを「脳」の仕組み(?)から解説している本でした。
しかし、これはとても面白かった。
そして、『なるほど、伝わらなくて当たり前か!』と思えるようになりました。
著者は、いろいろな実験データから「脳」は自分の見たいものを見るということを教えてくれています。途中途中にクイズっぽく登場するページもいろいろ興味深いものがあります。
ひとつだけ良かったところをあげるなら
各章の入り口に登場するクイズっぽいページ。
これは、読者参加型のページです。
これがなかなか面白いです。
「へぇ~、そんな風に考える人もいるのか?!」と脳の働きの違いに感動させられます。