【センドク】読書ノート 459冊目|考える練習をしよう

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
————————————————-
2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
————————————————-
せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:普及版 考える練習をしよう

著者:マリリン・バーンズ (著), マーサ ウェストン (イラスト), Marilyn Burns (原名), 左京 久代 (翻訳)

読了日:2023年3月5日

この本を購入した目的

かわいい感じの本。

同じ考えが堂々巡りしてしまい、結果を変えたいのであれば、方法は3つ…
行動を変える、選択を変える、価値観を変えるだ…という本を読んだことがあります。

それに似たようなヒントを得られるかも?!
という気持ちになり、購入しました。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

考えを整理するための具体的な方法が書かれているというよりは、むしろ、いろいろな角度からいろいろな考えを巡らせなさいというような内容でした。
これでは、ますます、堂々巡りのドツボにハマってしまうではないか!と思いましたが、そうではありませんでした。

答えや発想は一つではないということ、そして、正しい考え方を見つけることで、答えの導きをスムーズにすることが書かれています。
不安や怒りをいろいろな視点から見ることで気づくことで、自分という人間を知り、そういうタイプだという結論を得ることで、同じような悩みにはハマらず、正しく対応できるようになる。

アンガーマネージメントの類の本を多く読んでいる人にとって、この本は、そうした本の内容をいろいろ結び付けてくれると思います。

P31について感じたこと
特に注意を集中しようとする時、目を閉じる人、空を見つめる人、体操する人、音楽を大ボリュームで聴く人…と、いろいろな人がいる。自分はどうか?を考えてみることは大切だ。また、テレビや音楽を消しなさい!と怒る母親は、本当に「音」うるさくて起こっているのだろうか?お母さんの集中する方法は、静かに瞑想することなのかもしれない。いっぺんに頭がいっぱいになり、集中したいときに、お母さんは瞑想するタイプであれば、あなたに怒っているのではないし、テレビや音楽が嫌いなのでもない。ただ、一時的に何も音のない世界に入りたいだけなのだ。

P81~について
どんな考えも書き出してみること。買い物リスト、雑用リストなど、しなくてはいけないことを何でもリストにする。その際、注意しなくてはいけないことがある。
リストはどういうふうに作り始めたのか?
簡単に思い出せるものを全部リストにしてしまった後、自分は何をしたか?
リストに書くのは、もうこれでおしまい!というのを、どういうふうに決めたか?
同じように、制限時間を設けてリストを作る… すると、何が違ってくるのか?
たくさん書き出したのは、どういうリスト?
やっていて、面白かったことは?
リストを作りながら、自分の考えることに対する「傾向」を知ることができる。
考えるとき、何から始め、どういう状態になったらやめるのか?制限時間があるときは、どういう心境になるのか?いろいろな視点で考えを書くことができるのはどのジャンルか?考えることが好きなジャンルはどれか?
そういうことが自分の傾向として理解できる。
自分の「傾向」がわかっていれば、常に冷静に考えを整理していられるので、怒ったりしなくてすむはずである。

この本は、私の目的を達成させたのか

端的に述べられた方法論というものはなかったので、当初の目的は達成できてはいないと思いますが、違った角度で「考える」ことに対する考え方を発見できたのは嬉しかった。

この本についての感想

唯一残念なのは、翻訳。日本語の翻訳があまり上手ではなく、読み手が補いながら読まなければなりません。意味が解らない部分も多くあります。

読書に関する記事