仕事60「交通量調査(調査員)」編

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■ 60以上の仕事を経験した僕。

すごいでしょ?!

・・・と、自慢しても、単なる腰の落ち着かないヤツ・・・で終るのが世間。

でも、いいのだ!

きっと、何かの役に立っているのだから。

きっと、これから何かの役に立つのだから。

なにより、人生充実してる。

これだけ、腰が落ち着かなかったら、これはもはや長所。

環境適応力が優れているという事ではないか!?

・・・と、勝手に想っている今日この頃。

僕の経験した仕事を感想を含めて1つずつご紹介。

仕事内容と感想を綴るだけの大して面白くない記事ですので、お暇な時にどうぞ。

■ 大学卒業までに経験した仕事 (18/24)

交通量調査(調査員)

道路のわきで、「日本野鳥の会」のような、カチカチッっていうカウンターを持って

座っている人たち見たことないですか?

あれが、交通量調査のお仕事です。

歩行者、自転車、自動車、バイクをそれぞれカウントして、シートに記入していきます。

仕事時間としては、12時間コースと24時間コースがあります。 (今は、どうなのかな?)

当時、時給1,000円くらいでしたので、24時間コースだと24,000円です。

もちろん、休憩があり、その休憩時間も時給が発生します。

だから、まるまる24時間働かなくても24,000円はゲットできました。

ずーっと座りっぱなしで、超楽ちん!

24時間コースの場合は、1時間ごとにメンバー交代します。

だから、実質12時間労働ですね~。

こんなおいしいお仕事は、市役所などの紹介でありつけます。

もしくは、アルバイトニュースなどでゲットします。

アルバイトニュースは、当時、カーカキンキン カーキンキン♪ のFromAで探しました。

「交通量調査」という文字を見たら即電話!

大抵、即、埋まってしまいますので、コンビニにFromAが並んだら即購入して電話!

こうしないと、この仕事をゲットすることは至難の業でした。

でも、僕の場合、市役所ルートでいただく話が多かったので、大変、おいしい思いをさせ

ていただきました~。

唯一、辛いのは天候に左右されるということ。

このお仕事、真冬、真夏、雨、雪・・・この状況になるとかなり過酷。

僕の場合、真冬の24時間~♪ (なんか、歌になりそうな感じですね・・・)

いやー、しんどかった。

真冬2月、高速道路の下を併走する国道の脇での24時間調査。

身を切りつけるような寒さと風。

車が巻き起こす風がまた冷たい。

そんな中、友達と4人で24時間コース。

特に深夜は辛い!

1時間ごとに調査員は交代となるので、まとまった睡眠はとれません。

深夜、1時間ずつ交通量を交代で調べる・・・でも、車とバイクしか通らない。

その、バイクや車も、ごく、たまーにしか通らない。

眠くなる。

超さむい。

スキー用の手袋をしていたけれど、手がかじかむほど。

B3という、中が毛でいっぱいの革ジャンを着ていたけれど震えるほどでした。

眠くなるけど、寝たら・・・? 凍死?!

励ましあい、もも上げダッシュをしたり・・・とにかく眠気と体温低下を遠ざけよう

と必死でした。

そして、朝6:00ころ・・・ 辺りがうっすら明るくなる時・・・

やりきった達成感と清々しさを味わった・・・。

やっと、終わる!

そうして、歩行者がチラホラと増え、自転車やバイクも増え・・・

出勤のピーク時間が終わるころ、僕たちの調査も終わりました。

24,000円は終了時にいただけました。

帰り道は、ふところ、ホッカホカ!

自宅に戻ったら、爆睡するぞー!って、もうろうとしながらも、自宅にたどり着き、爆睡。

目が覚め、腹が減ったので、財布を探すと・・・

ない! ない、ない、ない・・・ない!

あんなに苛酷に働いたのに、ない!

結局、どこにもなかった。  僕の財布。

もうろうとして、自宅につく・・・・ 軽自動車から降りる。

手に持っていた財布を車のボンネットにおいて、車のカギを締める。

自宅のカギをあけて部屋に入り倒れこむ。

どうやら、財布はボンネットに乗ったまま!?

急いで、車のところに行くが・・・ない。

近所を見てみる。

空っぽの財布が・・・落ちていた。

なーんにも、やる気が無くなった。 抜け殻。

自分がいけないんだけどさ。

明日のジョーのような・・・ 真っ白に燃え尽きたって感じ?

悔しくて、腹が減って、買う金がなくて、不貞寝した、21歳。

悔やんでも、どーしよーもないから、働いたよ。

金(かね)は家の中に持ち帰ってこそ、自分の金!

それを学んだ仕事でした。

・・・オノマトペ。