【センドク】読書ノート 495冊目|『迷路の外には何がある?』『チーズはどこへ消えた?』その後の物語

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:『迷路の外には何がある?』 ――『チーズはどこへ消えた?』その後の物語

著者:スペンサー・ジョンソン (著), 門田 美鈴 (翻訳)

読了日:2023年5月18日

この本を購入した目的

これを読んだので、これも読んでみようと思い購入しました。
できれば「チーズ…」のような感想を持たずに読み終えたいと期待をしています。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

P50 あなたの足を引っぱる信念がある。あなたを向上させる信念もある。

P53 以前は、自分の考えを変えるのが嫌だった。何かに脅されているように感じたからだ。自分の信念を変えたくなかったが、それはその信念が気に入っていたからだ。その信念によっていまの自分がつくられたと思っていた。しかし、いま、そうではないと分かった。別の考えを選ぶことができたのだ。別の信念を選ぶことができたのだ。そうしても、ヘムがヘムでなくなることはなかった。
⇒ 自分の考え(信念)を変えることはよくないように感じるが、それはその信念を気に入っているからだ。その信念によっていまの自分がつくられていると思うからだ。しかし、別の考えを選んでも、自分が自分でなくなってしまうことはない。変えた信念によって長い年月をかけて自分も変化していくだろうが、良い信念を選んでいれば、良い方向にしか変わっていかない。変わったとしても、今までの考えの自分がなくなってしまうわけではない。過去の信念の自分も共存し、新しい考えの自分とミックスされ成長していくのだ。

P54 あなたとあなたの信念はイコールではない。あなたは自分の信念を選ぶことができる。

P68 自分が考えたことをすべて信じる必要はない。

この本は、私の目的を達成させたのか

「チーズは…」に比べ、ストーリー性はなかった。
でも、こちらの本の方が好きだ。

自分を構成している考えを自分とイコール視してしまうから、自分の一つの意見にたいして否定されたり、意見をされると「人格すべて」を否定されたように感じてしまい、イラっとしてしまう。

自分の考えは、すなわち自分のすべてではないと教えてくれたし、自分の考えたことを信じる必要はないことも教えてくれた。だから、今まで信じてきたものを捨てたとしても、自分の性格がガラッと変わってしまうこともない。確かに心のよりどころとしてきた信念を捨てることは、自分の人格までなくなってしまうように感じるかもしれないが、そうではない。

その信念が自分の人格を構成しているすべてではないのだ!

深いところを教えてくれたこの本は、とても良かったと思う。

この本についての感想

「チーズは…」にくらべて、とてもスッキリ読み終えることができました。
「チーズは…」は、『これを読み終えたら、さー、仕事や人生の目標に向かって突き進もう!』とか、その裏側にある、そうやって歯車として生きていきなさい…というような妄想を抱いてしまった。
それに比べると、もう少し人間の奥にあるものにスポットを当てているので、心の底から、『あぁ、そういうふうに考えると良いんだな。』と素直に感じる部分があります。

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