挑戦・読書1,000冊

【センドク】読書ノート 144冊目|うまくいったやり方から捨てなさい

 

参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。

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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。

読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

 

読書ノート

タイトル名:うまくいったやり方から捨てなさい

著者:椎原崇 (著)

読了日:2021年3月20日

全体的な感想

タイトルで選んで失敗。

「斎藤一人」がでてきた時点で胡散臭くなりました。

ご本人のサクセスストーリーにも聞こえる。

カウンセラーやコンサルティングといった講演会を生業としている人は、そういう人たちとのつながりがあり、どなたも同じようなことを言っています。

所々、ユニークな考え方もあり、私の気付きになる部分もあり、最低評価ではないにしても… お金のことが取り上げられることが、胡散臭さを引き立たせています。

「なりたい自分になれる!」

そのための著書だとは思うのですが… 私はそういう次元では生きていないと実感しました。

もっと高いステージで生きていることを実感しつつも、いわゆる「俗世間」の”なりたい自分”を応援している風のステージに感化される自分もいました。

私にとってこのレベルの本は、自分を俗っぽくするものでしかないことが分かりました。

どこからともなく俗っぽいやる気が湧いてきて、お金と幸せを手に入れるような野心的な考えや顔つきになることを実感しました。そういやって悩み続けて、ようやく脱出し、このレベルに辿り着いたというのに…

そういう意味では、この本の持つパワーは絶大です。

しかし、私の経験上… このドーピングが切れたら、より深い迷路に迷い込むことになります。

そして、そのドーピング剤で儲けている著者を軽蔑するようになります。中には、心から信じれる言葉を紡ぐ方もいらっしゃいますが、この本は違うと思いました。

時折こみあげてくる、得も言われぬ怒り… この私の感情がその証明なのかもしれません。

ひとつだけ良かったところをあげるなら

人を説得するためのくどいようなたとえ話がうまい。

…それくらいか…。

 

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