人助け
ある日、自分にできる「人助け」をしようと決めました。
落としたであろう人にそれを拾い、手渡しをする。
そういうことは、何度もしてきました。
けれども、今日はすごかった。
今日の出来事
朝の通勤途中で・・・
私の横を速足で追い抜いていく女性のリュックに、小さなぬいぐるみのストラップが揺れていました。
パンダかな? 違うか・・・何かキャラクターなのかな。かわいいね。
横断歩道に差し掛かると、すでにその女性は渡り切っていて、ふとリュックに目をやると、何かのキャラクターのストラップが、まさに外れて落ちました。
信号のない横断歩道なので、急いで渡り、それを拾い上げ、小走りでその女性を追いかけ、手渡しました。
「ありがとうございます。」
こんな形で、今日は早々に人助けができたのはラッキー!
一日一回以上は人助けをしたい私は、勝手に自己満足しました。
それにしても、目の前でストラップが外れるかな・・・
人助けしたい念が飛んで、その念がストラップを外したのではないかというくらい不思議な出来事でした。
帰りの通勤途中で・・・
ホームに一人の中年の女性が歩いてきました。
手提げのバッグにマフラーを入れて歩き出そうとしていますが・・・ほら、落ちた!
そんな気がしたのですが、その方、自分の目の前に落ちているのに気が付きません。
歩み進んで、マフラーを拾い、サッとほこりを払い手渡しました。
「どうも、すみません。」
そう言われて、悪い気分はしないけれど、ここで朝のことを思い出しました。
今日はそんな日かな。
少し不自然だけど、こういう日は、こういうことが続くよ、きっと。
そんな思いで帰路につきました。
地元の駅ビルで・・・
地元の駅に到着して、歩き出すと、案の定それは起きました。
前の方で歩いている初老のおじさんが、かけているメガネを落としました。
え!?
さすがに自分のかけているメガネですから気が付かないわけはありません。
おじさんは自分でメガネを拾い上げましたが、今日は不思議な日でした。
そう思って、いままでの「人助け」を振り返ってみると、結構、貴重な体験をしていることを思い出しました。
倒れる人を助ける
バスを降りた高齢女性
バス停にバスが到着し、たくさんの乗客が降りてきました。
私は、その人の流れにさえぎられて、土地往生していると、高齢の女性と手を引く中年女性が降りてきました。
立ち往生している私の横までくると、高齢の女性が「気持ち悪い」と小声で言いだしたかと思うと、膝から崩れようとしています。
中年の一緒にいた女性は支えようとしますが、女性の力では難しく、一緒に倒れそうでした。
すぐ横にいた私は、高齢の女性を支えることができ、何とか転倒を避けられました。
周りにいた好青年が、「こういう時は救急車ではなく警察を呼んだ方が良い!」というので、幸い目と鼻の先にあった交番から警察が駆けつけてくれました。
その後は、警察官に任せて、その場を後にしました。
ユニバーサルスタジオジャパンにて
猛暑の中、長蛇の列で1時間以上並んでいました。
列が折り返して、少し先に並んでいた若い二人の女性が私たちの目の前に来ました。
少し変な予感がして、その二人に目をやると、片方の女性は焦点が定まりません。
そのうち、目が白目と黒目を繰り返し、倒れ掛かってきました。
もう一人の女性だけでは支えることが出来ずに、私の方にまで倒れ掛かてきました。
変だなと気が付いていたので、私も手を出して、何とか転倒を避けることができました。
その二人は並ぶのをあきらめ、一人が倒れ掛かった女性を支えながら、救急室に連れていきました。
近所の横断歩道で
信号のある横断歩道で信号待ちをして、青になったので歩きだすと前から自転車が。。。
すると自転車に乗ったおじさんが目の前で転倒しました。
慌てて駆け寄り、おじさんを起こし、自転車も起こして脇の方へ。
・・・
・・・
なんで?!
気を付けて欲しいものです。
まとめ
どうやら「人助け」をすると決めた途端、そういう意識の目が開いたのだと思います。
普段は気が付かない人の動きを無意識に観察し始めているのだと思います。
逆に言えば、普段から私の周りではそういうことが頻繁に起きていたけれども、そういうことに興味がなかったので気が付かなかっただけなのかもしれません。
人間、意識をするとそういうものが見えだすものなのかもしれません。
宝くじの季節になると、やたら、自分にとって縁起がよさそうな数字や文言が目に入りだすのと同じなのかもしれません。
こういう効果があるのなら、
- 良い人に出会う
- 良い学びをする
- 良い仕事をする
- 自由で楽しく素敵に暮らす
そのためには、まず、そういうお手本になる人に会う!と決めます。
お手本となる人は、すでに・・・
- 良い人に出会った人
- 良い学びをした人
- 良い仕事をしている人
- 自由で楽しく素敵に暮らしている人
となります。
そんな人に会う!と決めることで、そういうアンテナが働くはずです。
そのアンテナはかならずそういう人を察知してくれると思います。
人の意識というものは、すごいものなのかもしれないと感じる今日この頃です。