自分の得意なことを見つける方法をご紹介いたします。
得意なことといっても、サッカーが好き、将棋が好きといったことは、中年になってからではなかなか収入レベルにまでブラシアップすることは難しいと思います。
得意なことが好きなことであれば申し分ないのですが、まずは収入に結び付けられるような自分の得意なことは何なのかを見つけてみましょう。
怒りを大切にする
「怒り」から自分の得意なことを見つけるのが一番手っ取り早いと思います。
「怒り」とは何なのか?
日常生活のなかの「怒り」
仕事をしていれば、社内外でいろいろなつながりがあると思います。
部下や上司、仕入れ先や卸先… それぞれに自分の立場が存在しています。
そんな中では、相手に対して「怒り」を覚えることはよくあることですが、その「怒り」を感じた時こそがチャンスです。
- 一言足りないんだよ!
- 気が利かないなぁ
- 根回し悪いな
- 段取りが出来ていないなぁ
など、相手に対して感じる「怒り」はたくさんあります。
「怒り」は相手が未熟だから覚えるもの
自分ではできるのに相手ができていない時が「怒り」を覚える瞬間です。
つまり、相手の方が未熟なのです。
自分ができるから、相手も出来ると思ってしまっている。
当然できるものだと思って付き合いをしているから、出来ないと分かったとき相手に対して「怒り」を覚えるのです。
同じような年齢で、自分は出来ても相手ができない場合などは「何だこいつ!?」と、より強く感じてしまいます。まして、部長だったりしたら「困難でよく部長勤まるなぁ?」とぼやきたくもなります。
当たり前は当たり前ではないかもしれない
「どうしてこんな簡単なこと出来ないんだ?まったく、良くそれで部長やってるよ!」
そんな風に「怒り」を感じたとき、ちょっとだけ考えてみてください。
もしかすると、自分が簡単だと思っていることは、他人にとっては難しいことなのかもしれない。
…と。
自分はいとも簡単にやってしまうから簡単だと思っていたけれど、実は他人には難しいことなのです。だからできないのです。。。部長でも(笑)。できないことのほうが当たり前で、それを簡単にできてしまう自分の方が特別なのかもしれないということに気が付いた方が良いかもしれません。
もっと平たく言えば、他人ができなくてイラっとすることは、他人には真似をすることができない自分の得意なことなのです。
「段取り悪いなぁ!」とイラっとする人は、段取りがうまいから段取りが出来ない他人に対して怒りを覚えるのです。
得意分野を伸ばしていく
このようにして自分の得意分野を見つけたら、それをどんどん伸ばしていきましょう。
昨今、適材適所を見抜く人事というものは皆無に等しいです。だからこそ、自分の得意なことをアピールして、それを伸ばすように仕事に絡んでいきましょう。
人との絡みが増える中で「怒り」もどんどん増えると思います。
けれどもそれは「宝」です。
怒りは「自分の得意なこと」なので、どんどん自分の得意なことを見つけるチャンスだと思って、積極的に絡みを増やしていきましょう。
最終的には、自分の得意なことを紙にまとめ、それを生かすべく次のステップに進んでいけば、楽しい社会生活を送れると思います。