家にある端材などでスチロールカッターを作る。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スチロールカッター

発泡スチロールを電熱線でスーっと切れる機械。

100円均一にもあるそうですが、私の近所のお店にはありませんでした。

ただ、売っているものは手で持ってフリーハンドでカットするものが多いです。

私は、こういうのが欲しいのです。

直線も綺麗にカットできるし、切断面も床に対して垂直に切れそうです。

こういう感じのミニサイズを自作したいと思います。

スチロールカッター 用意するもの

出来るだけ安く作りたいので、そこら辺に転がっているものを集めてみました。

・ 端材
自分机の上にちょこんと乗せるくらいの大きさをイメージして、端材をカットしました。
細き見えているのは、アームの部分で使います。

・ ネジ
ニクロム線を巻き付けて止めるネジです。ネジは先がとがったものが良いと思います。

・ 導線
いらないアダプターの導線部分だけを切り取りました。

・ アクリル板
以前、アクリル板で二重窓を作たっときに余ったやつです。
アクリル板でなくても、ある程度の硬さがあって平らなものであれば大丈夫です。
べニア板の薄いものとかでも代用できます。
ただ、最後にニクロム線を通すための穴をあけるので、それを考慮して材料を選びます。

・ 木工用ボンド
基本的に即効性は無いのですが、木工用ボンドはほぼ万能です。
ネジで止めると木材にヒビが入りやすいので、細い部分、薄い部分は木工用ボンドで接着します。

・ 電池ケース

無くても良いのですが、あった方がカッコいいです。
私の場合は単三3本用です。単三2本でも切れ味は良いですが、3本だとスパーっと切れます。

・ ニクロム線

これがないと始まりません。
切れ味が悪くなったりして交換する時のために5mもあれば大丈夫だと思います。

スチロールカッターを作る

アクリル板をのせる台を枠組みして木工用ボンドで接着します。

一方、残りの端材には写真のようにネジとワッシャーを取り付けます。

ネジは緩めてできた隙間に導線とニクロム線を挟み、再度、きつく締めることで溶接などしなくても良いように工夫しています。

アクリル板にニクロム線を通すための穴をあけました。

ニクロム線の「張り(テンション)」を保ち組み上げます。

電池ボックスから出ている導線とニクロム線から伸びた導線を繋げます。
あとは、電池を入れると通電します。

切れ味確認(動画)。

まとめ

当初予定していた直線を綺麗にカットするための目的は果たせませんでした。
直線に切ったり、断面を床に対して垂直な面にするのなら、やはりカッターの方が正確でした。(作ってみてから分かる事実(笑))

ただ、曲線や複雑な図形には重宝しそうです。