僕はお医者様でもなんでもないので、僕のやり方が完全に回復するとは言
い切れません。けれど、最近のテレビ番組を見ていて、うつの原因や改善
方法が、そうした情報が無い時代でも僕は自然に行っていました。
ということは、ある程度、お役に立てるのではないかと思い、まとめてみ
ました。
■ 更年期障害、うつ?
たぶん、僕は”うつ”だったんだと思う。
2年ほど前、それはそれはひどかった。
つらいながらも自分なりに対策を見つけ、ネットで自分に合う症状を探し
自分に合う解決策を見つけ実践することで、今は克服できたと思う。
僕の周りに同じような症状の人がいる。
聴けば、当時の僕と同じ症状を訴えている。
そして、そういう人たちが病院に行き、先生から言われることと、僕が彼
らにアドバイスすることはすごく似ている。
なぜなら、「そうそう!先生も同じことを言っていた!」とよく言われる
からだ。
その先生はどうか知らないけれど、僕は実際に経験しているから、経験に
基づくアドバイスほどためになるものはないと思う。
みなさまもお気を付けください。
僕が思うに、僕が鬱になった原因は、以下の通りです。
■ 原因
<首>
パソコンのやりすぎ・・・といっても仕事柄必要なので仕方がないが、スト
レートネックにより、肩、首がこり、それが原因で頭への酸素供給が少なく
なり、物事を考えようとしてもうまく答えが導き出せない。
そのうち、答えが出るまで考えようとして、悶々と考える日々。
それでも答えが出ないので、イラつき、嫌になる。
そして、その考えすぎるという行為から抜け出せなくなる。
解決策
常に姿勢を意識して、頭を首ではなく背中の肩甲骨で支えるイメージで暮ら
した。まずは、背中に筋肉をつけるということに気が付いた。肩や首の筋肉
はほぐすことが優先。頭をどこで支えるか?そう考えたら、必然的に背中で
支えることが重要だと気付いた。(あくまでもイメージ)
これで、首、肩の凝りが和らぎ、徐々に頭への血流が良くなり、答えもすぐ
に導き出せるようになった。血流が良くなることで、片頭痛もなくなった。
<コーヒーと炭酸飲料>
仕事柄、休憩といってはコーヒーを飲んでいた。
1日、5~7杯くらいは、飲んでいたと思う。
うつの人は、セロトニンが不足しがちだといわれています。
そんな状態で、コーヒーをがぶ飲みする。
コーヒーははカフェインが含まれ、このカフェインには、アドレナリンを多
く分泌させる効果があります。アドレナリンが多くなりすぎると、興奮や不
安感も強くなることがあるといわれています。
あの先の見えない恐怖のような不安感は、こうしたことから来ていたのだと
思います。
炭酸飲料は大量の砂糖が入っています。毎日3本は飲んでいました。
白い砂糖は健康に害を及ぼすと聞いたことがあり、そうした砂糖が炭酸飲料
には大量に入っているので、止めることにしました。
解決策
コーヒーの摂取を控え、セロトニンを増やす努力をしました。
セロトニンを増やす方法には、深呼吸や起床後すぐに太陽の光を浴びるなど
の方法が紹介されていて、運動不足解消と兼ねて、朝のウォーキングを始め
ました。確かに、朝の空気は新鮮で深呼吸すると穏やかでホッとします。
また、肉中心だった食事からカツオやマグロなどの赤身肉や豆腐や豆乳、納
豆などもセロトニンを増やす効果があると紹介されていたので意識して摂取
しました。
プチトマトとオニオンスライスは毎日食べていました。
オニオンスライスは血液サラサラが目的です。
血液サラサラになれば、多少の首や肩こりがあっても頭に血がいくような気
がしましたので、積極的にオニオンスライスを食べました。
<運動不足>
運動不足で筋力が低下し、全身への血流が悪くなる。
とくに”立ちくらみ”、ひどいときは、寝てて起きるとくらっとする。
血液がどろどろ、食後は胃に血液が集まり、頭へは首と肩コリで血が上らな
い。そんな状態で、食後、座っていて立ち上がると、もう大変でした。
解決策
オニオンスライスで血液サラサラ。
朝のウォーキングに加え、夕方のウォーキングも行う。
朝のストレッチとふくらはぎに集中した筋トレを行う。
ふくらはぎは下から上に血液を送り出すポンプの役割をしています。
それを鍛えることで、全身の血液の巡りをよくするようにしました。
その他解決策
食事中、急にお腹がいっぱいになり、残してはいけないという恐怖感。
そんな時は、会話を増やし、少しずつ、ゆっくり食べる。
こうすると最後まで食べれます。
街中で、急に不安感、パニック症状、焦り・・・。
そんな時は、ミントの香りで深呼吸すると落ち着きます。
ハンカチに数滴たらして、それを鼻に充てて深呼吸します。
あと、レモンのような柑橘系の飴をなめる。
現在
今は、筋力が低下しないように背中と肩と首に筋肉をつけながら、姿勢を正し
く1日に何回もコリそうだなと思う前にストレッチをしています。
時々、首にまくらをあててゴロゴロしてストレートネックの癖をもとに戻して
います。耳、肩、首の血流、リンパを流すように、気がついた時にマッサージ
をしています。
うつ状態になる前は普通に生活できていたのだから、うつ状態もまた普通に戻る。
考え癖もクセになる前は普通だったのだから、この考え癖も普通に戻る。
これは当たり前のことです。
だって、人間は悪いところは自然と治せるようにできているから。
どなたかのお役に立てれば幸いです。