努力の方向性は合っているかの確認は無駄
この努力は正しいのか?と自問したり人に訊く
目的に対して努力が必要な時、私という人間は、その努力の方向性は正しいのかを確認する作業から始めてしまいます。
努力の方向性が正しければ、その努力の先に小さな成功が見えるからです。
できるだけ無駄な努力をしたくないのです。
小さな成功が確実に自分の身にも起きるという確証がないと努力をしたくないのです。
誰かに ”その努力をすれば成功するよ” と言ってほしくて他人にはこう確認をします。
『これをやればこうなるんですよね?』
『そうすれば、最終的に私は目的を達成するんですよね?』
「そうだよ!その通りだよ!」と言われないと、行動に移せないのが私です。
最小の努力で最短の成功を手に入れたい!という気持ちがそうさせているようです。
二の足を踏んでいることに気づきなさい!
私の背中を押してくれる人は、ほとんどいません。
そうなると、そういう人を探したり、「本」からヒントを得ようとしたり、インターネットで検索を始めます。努力するなら成功したい、成功するなら最短距離でというきもちから、どうしても賛同者を探したいという気持ちです。
けれども、反対意見や違う努力の方法が見つかったりします。
違う努力方法が見つかると、それが最短の成功方法なのかを検証したくなります。
そして、その方法についても調べ始めます。
こうして、何も動かないうちから「時間」ばかりが過ぎていきます。
早く目的を達成したいというのに、全く逆の結果がでています。本末転倒とはこのことです。
まずやってみる!ことが成功への近道
『なんでもいいから、まずやってみなさい!』というアドバイスをたくさんいただきました。
けれども、「無駄な努力をしたくないんです。そういう時間を無駄にしたくないんです!」という気持ちしか私にはありませんでした。
そして、この人ではダメだ… 背中を押してくれる他の人を探そう!…
そんなふうに思っていました。
”本末転倒” な経験をたくさんしてきた私は、努力が無駄であっても、まずやってみることが大切だとようやく理解しました。考えを巡らせるだけで一歩も進んでいない状態より、動くことで何かを得ることができます。
例えば、その努力が間違いなのか正解なのかが判ります。
考えるより、まず行動!
努力の方向緒性が間違っていたという結果を連れてくるかもしれません。
しかし、この努力の方向性は違うという「消し込み」を行えたということです。成功にひとつ近づいたと言い換えることもできます。
頭の中で考え、ネットで検索しているだけでは得ることのできないことです。
行動したことで、わずかながら前に進んだのです。
そうやって歩みを進めていかないと、以前の私のように、一歩も動かないのに時間だけが過ぎているという結果になります。
最短距離・最小努力で目的を達成したいのなら、とにかく「行動」。
そして、結果が共わなければ修正して行動!この繰り返しが一番の近道です。
行動のためには優先順位をリストアップする
どんな努力が良いのか思いつく限りをリストアップすることで、自分が起こせる行動範囲が見えてきます。並び替えを行えるようにエクセルなどのソフトを使って記入します。
自分にとって成功確率が高そうな方法、時間がかからない方法などいろいろ出てくると思いますが、それらを自分にとって実行しやすい順に並べ替えます。
あとは行動あるのみです。
行動した結果、成果が得られなければ次の方法に移ります。
反省点を得られた場合は、それ自体が試すべき方法になる場合もあるので、リストに追加します。
リストアップした表は、一旦、プリントアウトします。
行動したものは、鉛筆などでラインを引いて消し込んでいくと ”やった感” がでてきます。
この ”やった感” は、とても優秀で、ますますやる気を起こしてくれます。
そうやってどんどんリストアップした方法を試していきます。試せば試すほど目的達成に近づきます。
おすすめですので、ぜひトライしてください。