ダイソー「すべり止め液」
ダイソーには、こんな便利なものまであるのか?
と、テレビを見て知った次第。
私の悩み
写真の通り、私のリュックは肩紐の部分がメッシュです。
私の場合、寒い季節になると一枚余計に羽織るのが、ジャンバーです。
あのシャバシャバしたジャンバーは、風の侵入を防いでくれるので、とても重宝しています。
けれども、シャバシャバゆえに、リュックを背負って歩いていると片側がずり落ちてきます。
時には、両方という時も。
その都度、リュックを背負い直すのですが、意識し始めるとイライラしてきます。
最初は、こんなことも考えました。「チェスとベルト」というそうですが、胸のところで両方のショルダーをつなげてしまい、ずり落ちを防止するものです。昔、このタイプのリュックを使っていましたが、しっかり背中にもフィットして便利だったのですが、着る服によっては見た目がよくありませんでした。
いろいろな止んでいたら、ショルダー部分そのものを滑らなくしてしまえばいいことに気がつき、そういう液体があることを知りました。それが、ダイソーの「すべり止め液」です。
早速、ショルダー部分の改良に取り掛かります。
すべり止め液を塗る
リュックの肩にかかる部分がこの変です。
肩にかかる部分に、ポチョン、ポチョンと液体を丸く落としていきます。
なかなかきれいに丸くできませんが、乾くと透明になるので、その辺はあまりこだわらずにやりました。
少し時間が経つと、メッシュに液体が吸収されてしまっているところがあります。
吸収されてしまっている部分には、追加ですべり止め液を盛りました。
こんな感じで、時折、すべり止め液を盛りながら乾燥を待ちます。
乾燥時間と仕上がり具合
ネットで他の方々の使い方を調べてみると、靴下の裏に使っていたりと…バリエーション豊富です。感想までの時間は、1時間くらいですが、24時間放置推奨というような記事もお見掛けしました。
すぐに使うわけでもないから、1日くらい放置しよう。
すべり止め液をたらしたばかりです。
誤って、作業用のフェイクレザーにもたらしてしまいました。
拭き取るより、このまま放置して、どうなるのかを見守りたいと思います。
一時間もすると、だんだん半透明になってきました。6時間経過後の写真です。
なんだか、木工用ボンドでも代用できるんじゃないかと思ってきました。
メッシュに吸収された部分は、追加ですべり止め液をたらし、乾燥…
これを繰り返して、下の写真が10時間30分くらい経ったものです。
23時間20分後、フェイクレザーに落ちたものを剥がしてみました。
爪を立てて剥がしめくると、取り残しなくきれいに取れました。グミみたいな感触で、少ししっとりとしたような… つまり、つるっとしたものではない感触です。
床にリュックをずっと放置しておくわけにいかず、フックに掛けて吊るしながら乾かし続けました。下の写真が、77時間20分後です。
乾けば目立たないと思っていましたが、不揃いな円形は目立ちますね。
こういうところ、気になる方は、慎重に!
でも、結構難しい。
もしかすると、瞬間接着剤用のノズルをつけたらうまくいくかもしれません。
完成したリュックを使ってみる
ちなみに、すべり止め液が丸く乾燥した部分を、わが家の木の柱にこすりつけてみました。
ギュル、ぎゅるるる… と、グリップ感はあります。
これ、洗濯しても大丈夫かな? 取れたら、また塗ればいっか… 聞こえる音からそんな心もとなさはあったのですが、とにもかくにも背負ってみます。
あれ? ダメかな? 腕を振って、その場で歩いてみたりしました。
ずり落ちてはこないのだけれど、ずり落ちてきそう感はあります。
ここが大事なんだけど! と思い腕を振り続けると気がついたことがあります。
肩からギュッ、ギュッと音がします。
これは、シャバシャバのジャンパーに肩の部分のすべり止めがグリップしている証拠です。
私の見立てでは、きっと、今後もずり落ちてくると思われます。
その理由として、シャバシャバの下に着る服や歩き方にも依存すると思われるからです。
けれども、その頻度は圧倒的に減るのではないかと予想しています。