「調味料をとって!」では、こちらはわかりません。逆切れしないでください!

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指示を明確に!

「こちらの理解力がないので、あなたの仰られていることが分かりません。」

このように、ずいぶんと譲渡して、相手の言おうとしていることを聞き出そうとしましたが、まったく理解できない状況がありました。

『あのページの○○の表現は、システムに取り込む際にエラーが出るので、XXを△△のページと同じようにしてもらった方がよいように思います。』

あのページってどのページですか?

URLをコピペしてくれれば一目瞭然なのです。

「△△のページ(URL)のように、このURLのページも同じように○○と表現してください」

と指示をくれれば分かりやすい。
実際、私に指示を出した人は、通常のサイトとランディングページ(LP)の違いが分からない人です。だから、購入フォームのことを「入力情報」とか… 自分が理解できる言葉で指示を出してきていました。

自分の理解できる言葉は、他人でも理解できると思っているのです。
WEBのことを良く知っているあなたなら、私のような初心者の言葉を汲んで理解して当然というところがある。

調味料とって!

料理をしているときに「塩」が足りなかったとします。

「ちょっと、調味料とって!」

と、言われたら、どうしますか? 言われた方は戸惑いますよね?
塩? コショウ? しょうゆ? どれ?

そんなふうになると思います。

先のWEBページ修正の依頼にしても、これと同じです。
より具体的に、誰が読んでも分かるような文字にして指示をするべきなのです。

逆切れもいいところ

実は、WEBページの修正依頼がきて、指示を明確にしようとしたことで相手の機嫌が悪くなりました。
先ほど料理の例を出しましたが、どの調味料をとって欲しいのかを訊き返しただけなのに…
とても理不尽ですよね。

そんなやりとりを無駄に感じ、機嫌を悪くするのなら、最初から明確に指示をするべきなのです。

メールの指示ではよく分からないので、電話をすると…

『あそこからあれがこうなって…』という具合です。

もうダメだなと思いました。

「あそこ」はどこを指すのか? から始まり、いちいち確認事項が増えました。
それを常にハッキリさせていこうとすると、最終的に相手は、こういいました。

「もう、上司に相談したので、指示を待っていてください!」

え? 修正しないとあなたが困るんですよね? あなたの困ることを上司に判断させるの?
というか、私が面倒くさいやつになってない?

こういうことを『報告・連絡・相談』は大事!と勘違いしているから、余計に始末が悪い。

どうすりゃいいのさ

こういう相手、実際、どうすればいいのでしょう?

私の場合、すぐに気分を切り替えることはできませんが、もう、こういう人とは相手の気持ちを汲み取って仕事をするというモードには決して入らないと決めることにしています。

指示を的確にすることは、作業が早く完了することに繋がります。
会社としても、同じ作業を従業員の給料などで時間計算すれば、作業当たりの単価が安くなります。

仕事の効率を考えず、自分お気持ちだけを優先し、うまくいかないと上司に相談する。
上司も含め、何を優先することが会社のためになるのかを理解できていない人を相手にすることは、私の時間が無駄になります。

そして、次回から、同じような失敗をしないために、そういう相手からは的確な指示がなければ、やらない… もしくは、指示通りにやる。それが、相手の思うような結果にならなくても、足りない指示のままやる。こうした方がよいかもというようなことは一切入れず、そのままやる。

この方が自分の身を守れるのです。
会社のために良かれと思ってする余計なことは、やらない。

言われた通りにやっただけですから。。。
もし、指示とは違う結果が完成したと相手が思ったのなら、誤解されない指示をだせばいいのです。

残念ですが、今の世の中、あなたの仕事をしっかり見ている人はいません。
昔の自己啓発本に書かれているような、真面目にやっていれば、誰かが見ていて取り立ててくれるなんて言うことは、ほとんどありません。

手は抜きませんが、指示通りやる。。。これだけです。

もちろん、相性の良い人というのはいます。
そういう人との仕事は、お互い、気遣い、気を汲んむことで作業効率が2倍にも3倍にもなります。そういう関係だけを大事にすればいいと思います。