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シルクスクリーンを使って印刷するコツ
シルクスクリーンの印刷は、ヘラ(スキージー)使いにコツが必要です。
多くのブログで紹介されていますが、やはり、実践あるのみ。
とはいえ、失敗して時間とお金を無駄にしたくないという人も多いのではないでしょうか。
DIYをしようという時点で、僕の場合、節約が念頭にあります。
失敗ばかりして、結局、業者に頼んだ方が安かったというのでは、DIYの醍醐味を半減させてしまいます。
参考になるかわかりませんが、実際に成功した印刷パターンの動画をアップしてみましたので、失敗軽減のためにお役立てください。
フード付きパーカーの背中の右肩部分への印刷を行いました。
事前準備
印刷生地の毛並みをそろえる重要性と理由
トレーナーのようなすこし毛羽だった生地へのプリントの場合、霧吹きなどで印刷予定部分を濡らし、アイロンで強めにプレスしておきます。
その際、毛羽立つ毛並みを一定方向にそろえるようにします。
今回の動画の場合、その部分は撮影されていませんが、事前にアイロンがけを上から下へと押しがけしておきました。
これにより、毛並みは上から下へと揃っているはずです。
今回、上から下へと毛並みをそろえました。
インクを刷り込み、シルクスクリーン版を剥がすときも上から下へとゆっくり剥がします。
動画でもご覧いただけますが、ゆっくりと上から下へと版を剥がしています。
アイロンがけと剥がし方のコツも失敗を防ぐ方法ですので覚えておいてください。
※ これは僕が失敗を重ねて気が付いた対策です。
シルクスクリーン印刷
ヘラの角度とインクの量、ヘラを動かす速さと版の剥がし方をご覧ください。
背中の右肩のロゴがかっこいい「ノースフェイス(THE NORTH FACE) 」を真似てウチのショップキャラクターを印刷してみました。
印刷部分が乾いたら、ベイキングペーパーを印刷部分に乗せて、その上からアイロンがけをして仕上げることをお忘れなく。
シルクスクリーン印刷で完成したもの
コツをつかんだので、ショップキャラクターをいろいろ印刷してみました。
紺のシャツにホワイトで印刷。
トレーナーに紺色で印刷。左腕にワンポイントとして。
トレーナーに紺色で印刷。左の袖口にワンポイントとして。
厚手のTシャツに紺色で印刷。左胸のワンポイントとして。
パーカーの背中、右肩部分にホワイトで印刷。
インクの色を変えれば、もっともっとバリエーションが増えそうです。
シルクスクリーン版はだいたい100枚程度の印刷に耐えれるとのことです。
図柄の版作りも楽しくなりそうです!