■ 60以上の仕事を経験した僕。
すごいでしょ?!
・・・と、自慢しても、単なる腰の落ち着かないヤツ・・・で終るのが世間。
でも、いいのだ!
きっと、何かの役に立っているのだから。
きっと、これから何かの役に立つのだから。
なにより、人生充実してる。
これだけ、腰が落ち着かなかったら、これはもはや長所。
環境適応力が優れているという事ではないか!?
・・・と、勝手に想っている今日この頃。
僕の経験した仕事を感想を含めて1つずつご紹介。
仕事内容と感想を綴るだけの大して面白くない記事ですので、お暇な時にどうぞ。
■ 個人事業主として受けた(受けている)仕事 (1/6)
モデル
なんか、成り行きで男性モデルとして、モデル事務所に所属していた時期がありました。
あの、江角マキコさんを輩出した、プレステージに所属していました。
しっかり、モデル事務所のカタログに掲載されています。
この宣材写真は代々木公園で撮影しました。
後にも先にも、これが一度きり!
オーディションも受けたことあるんですよ~。
オーディションには多くのモデルさんたちが集まってきます。
僕の受けたオーディションは「DAIDO(大同生命)」。
うまくいけば・・・
たぶん、画面上では、本上まなみさんと共演できたはずでした。
共演できたとしても、複数採用されたモデルの一人としてでしたが・・・。
カメラテストでは、審査員の前で
「Do!ダイドー!」
と大きな声で、自分らしく自由に叫ぶ。
何度かそれを繰り返した後、質問が・・・
審査員 「もし、採用の場合、お髭は剃れますか?」
僕 「はい!剃ります!」
今まで、この髭のせいで上司と喧嘩となり、その喧嘩がもとで、会社を辞めたこともある
この髭・・・。(※ 当時、髭のサラリーマンは、社内外で悪いイメージがありました。それ
でも髭を剃らずにいた僕は、髭サラリーマンの先駆者ですよ~。)
そうまでして、剃らなかった髭をあっさりと・・・「剃ります!」なんて。
まぁ、採用されるわけないと思っていたし、最初から、この話が”酒の肴”になればいいや!
くらいにしか思っていなかったから、「剃ります!」と答えたのだけれど・・・。
でも、まぁ・・・ 実際、不採用となると、少しはがっかりするものでして・・・。
”酒の肴”のつもりが、モデルとして採用されたいという意欲まで湧いてきます。
意欲が湧いたついでに、モデル事務所の社長に聞いてみました。
「モデルのみんなは、表情の練習をしているの?」
今から思えば、愚問なのですが・・・
「どのモデルさんも、自分の笑顔やどの角度が一番かわいく見えるのかなど、自分を客観的
に研究していますよ。」
という答えが返ってきました。
どうしたら、カッコ良く、または可愛く見えるのか?
どこからの角度が、どういう表情でカメラに映るのか?
自宅で鏡を見ながらの練習を怠らないそうです。
僕は、ここのモデル事務所の社長から、半分ギャグ程度で誘われたので、そんな練習をする
わけもなく・・・ ただ、がむしゃらに、ボディービルダーの格好を真似て
「Do!ダイドー!」
と叫び続けていました(笑)。
ボディビルダーのポーズは、体の前で手の甲を合わせて胸筋をアピールするベタなやつ。
このポーズは以前勤めていた会社の上司のギャグ。
僕の中にはまったくオリジナリティはありませんでした。
こんな態度でオーディションに臨んでも、採用されるはずがありません。
なにより、他のモデルたちにに失礼です!
オーディション会場に送り迎えをしてくれた社長にも失礼です。
しかし、当時の僕はそうした事は一切感じることができなかった・・・。
同時の僕は、そうした舞台裏を見れた事だけで、大満足なのでした。
・・・・オノマトペ。