便利さの奥にある恐怖と洗脳?!スマートスピーカーの購入をためらう。

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我が家に凄い未来がやってくる!?

声で家電を操る時代がついにやってきました。

「電気を点けて!○○の曲をかけて!今日の天気は?」

・・・と、話しかけると

部屋を明るくしたり、好きな曲を流してくれたり、今日の天気を話してくれる。

そんな夢のような時代!

それを可能にしてくれるのが ”スマートスピーカー” というものです。

購入を検討していますが、いろいろなメーカーがあることを知りました。

個人的には、Googleの物が良いと思います。

だって、WEBブラウザのGoogle Chromeと相性が良いと思うからです。

スマートスピーカーとはこういうものです。

こいつに話しかけると、いろいろやってくれる。

値段的にも面白そうだが、購入前に不安が込み上げてきたので、調べてみた。

いくつかの不安と恐怖

WEBサイト運営者の恐怖

スマートスピーカーに話しかける。

「頭痛に効く薬は?」

すると、WEBを検索して、薬を案内してくれる。しかし、スマートスピーカーが案内してく

れるのは、検索順位トップ3までの情報らしいのです。

WEBサイト運営者は、自分のサービスや商品を販売するためにSEO対策を施していますが、

今後、トップ3に表示されないといけなくなります。

なぜなら、今後、スマートスピーカーへのシフトは50%と言われているからです。

Googleアドセンスなどの広告されているサイトは無視されるそうなので、純粋に検索の多い

サイトだけが生き残ることになります。

今までのSEO対策は全く意味がないものとなります。

消費者の恐怖

WEBで検索すれば何十ページも表示されます。その中から、自分の症状にあったものを調べ

ることができます。自分に合った薬の情報は、2ページ目以降の検索順位かもしれません。

WEB検索してトップ3までしか情報を提供してくれないのは、危険といえるかもしれません。

簡単なハッキング

テレビのCMの中でタレントがスマートスピーカーに話しかけます。

「近くの○○ノ ピザにクアトロ4を注文して!」

すると、テレビを見ていた家庭のスマートスピーカーが反応してピザを注文してしまう?!

実際、これに近い誤作動は報告されているようです。

ある意味、無差別にスマートスピーカーをハッキングできたということになります。

もし、ピザの注文ではなく・・・

「救急車を呼んで!」

だったら、ちょっとしたパニックが発生します。

録音機能の恐怖

スマートスピーカーに録音される音声は、殺人事件などの証拠となりえます。

これは素晴らしいことですが、普段から会話を録音されているということは、その会話を盗

み出された場合のリスクは高いです。

何気ない、朝の夫婦の会話・・・

「しっかり戸締りするんだぞ、暗証番号は買えたからXXXXXで!」

なんていう会話をハッキングもしくは漏洩したならば、簡単に住居に侵入されてしまいます。

家にいて小声で話す?

リラックスなんてできませんよね。

当然、スマートスピーカーにはミュート機能があり、会話を聴かせないこともできます。

とはいえ、それでも、リラックスできません。

情報操作による国民への洗脳

現在、音声検索でトップ3に表示させるためのSEO対策は、これといったツールはまだない

ようです。しかし、もし権力者が、それを開発し自由にコントロールできるようになったと

したら、意図する情報だけを流すことができます。

地震による原発事故が、国内の報道と海外の報道では危機感が全く違っていたことを思い出

します。知り合いの外国人からの情報で国外に脱出した知り合いを何人も知っています。

日本国内では、報道規制がされ、偏った報道がなされていたのではないかと推測します。

そうしたツールになりかねない危険性があります。

ちょっと怖いスマートスピーカー同士の会話

スマートスピーカーはかなり賢いのですが、それを2台置いて会話をさせてみたら?

音声も字幕も英語ですが、だいたい言っていることはわかると思います。

これ、怖いです。

1台が「自分は神だ」と宣言し始めると、もう1台が「それはウソだ、私も人間だ」と宣言し

始めたりと、人工知能同士が会話をしている様はなかなか不気味であります。

スマートスピーカーで誰が儲かるのか?

製造者

スマートスピーカーを作ることで、販売者が購入してくれる。

しかし、いずれ普及率100%となるので、儲けには限りがある。

販売者

スマートスピーカーを消費者に売ることで儲けが出る。

しかし、これもいずれ普及率100%となるので、儲けには限りがある。

 消費者

スマートスピーカーを購入することで生活が便利になる。

儲けではなく、便利さを満足度に変えることで生活が豊かになったと勘違いする。

セキュリティソフトメーカー

スマートスピーカーの情報漏洩、もしくは、ハッキングを防ぐためのソフトを開発すること

で儲かる。

SEO対策&WEB製作者

新しい基準「音声での検索結果」で検索順位を上げるための方法をセットにしたWEB製作で

儲かる。

女性や老人向けのサービス会社

スマートスピーカーを家庭にセットすることが苦手な消費者層に向けたサービスで儲かる。

もっと大きな何か?!

ここまで、どこが儲かるのかを考えてみましたが、目先のお金ではなく、もっと大きく儲け

ようとしている何かがあるのではないかと思います。

音声認識で簡単に情報を入力できるようになれば、パソコンやスマホが苦手な人もITの恩恵

にあずかれることは大変すばらしいことだけど、そうした年齢やデータがスマートスピーカ

ーを通じて、一か所に集められていたらどうだろう?

○○に住む男性、50代はX月Ⅹ日○○を注文。

こういうデータから、人の好みがわかってしまう。

そして、その集落の傾向も読み解くことができてしまうかもしれない。

雪国では○○がよく売れるとか・・・。

そういうデータを活用して、必要なものを提供していく。

消費者は、とても便利だと使い続ける。

もし、ある時、雪国では○○が良く売れるが・・・今は、○○がないのでXXで代用しても大

丈夫ですとスマートスピーカーが薦めてきたら?

”XXがないと、今後、命令を遂行することができません”と話してきたら?

そういうことを裏で操る企業や団体、政府や国があったら?

少し怖くなってしまいました。

もう少し、購入は先に延ばしてみようと思いました。

こんなニュース

アレクサが会話を録音し勝手に他人に送信。

アマゾンの苦しい言い訳。ニュースはこちら

もともとすべてのデータを盗み聞ぎするために作られたのではないかと不安になりました。

・・・・オノマトペ。