自分で自分のホームページが作れる人は良いのですが、そうでない人がホームページを制作するにあたり注意したいのが、誰をターゲットにするのかです。
僕もそれほど専門的ではないのですが、ホームページの制作を頼まれる時があり、こういった壁にぶつかり、悩むことがあります。
集客はデザイン力ではない
綺麗でかっこいいホームページだからお客様や閲覧者が増えると勘違いされがちですが、そうではありません。
そういうと、自分の技術力の無さを肯定しているようで聞こえはよくないのですが、本当にデザインが重要ではないのです。文字だけがごちゃごちゃしているホームページでも人気のホームページはいくらでもあります。
自分の事に置き換えるとよくわかるのですが、物事をネットで調べたい時、知りたいことがしっかり掲載されているページは、多少、レイアウトが悪かったり写真が少なくても、じっくりと読むはずです。
そこにユーザーの疑問に対する回答を得られそうな気がするからです。
逆に、内容や構成が綺麗に整えられていても、自分の求めている答えが無いと判断すれば、すぐに次のページに移ってしまいます。
自分でホームページを作れない人の中でホームページを製作会社に依頼して、よく犯してしまうミスは、誰に回答を与えたいのかということを忘れてしまい、自分がかっこいい、綺麗だと思うデザインにしようとしてしまうことです。
ターゲットを考える
何かを発信したいけれど、誰に聞いてもらいたいのかを考えた事が無いという人がほとんどだと思います。
初めは、ターゲットを決めにかからず、20代男性に伝えてみようかな?
と、想像してみればいいのです。
そうしたターゲットに当てはまるような文章が湧き出るようなら、自分も20代男性になったような気分で、どんな文章の書き方なら読むかを想像してみます。
つまり、伝えたいターゲットを仮に定義して、そのターゲットになったつもりで記事を読んだ時、なにか回答を得られるような文章が書けそうなら、そうした記事にあったデザインを含めてホームページ全体も考えていけばいいのです。
ペルソナ作成も大事という記事もどうぞ
上から目線は最悪
文章の書き方ではなく、ホームページの作りのことを言いたいのですが、ターゲットを意識した時、そのターゲットが見やすい作りにした方が断然よいわけです。
文字だけでも、そこに回答があれば構わないですが、年配向けのホームページなら、文字を大きくするとか、若者向けなら、パケットがあまりかからない、スマホでも読めるような作りにするとか・・・
そうした配慮が無いホームページは、そこに回答があってもお客様や閲覧者の数は伸びません。もちろん、回答の無いホームページより断然ましなのですが、せっかくターゲットやテーマも決まったのに、もう少しだけ配慮すれば、劇的にお客様や閲覧者の数が伸びるので、ここも気を付けましょう。
上から目線の最たる例
市役所などの行政にまつわるホームページです。
回答は必ずそのホームページにある事が分かっているのだけれど、見つけることに大変苦労した経験のある人も多いのではないでしょうか?
あれこそ、まさに、上から目線なのです。
書いてあるのでみてください・・・見てないあなたが悪いのです・・・そんな風に言われている気がします。
そういうホームページに仕上がるまでに、何度もデザインなどの検討はしたはずです。それなのに、ああいう出来栄えになってしまう。
それはなぜか?
物事を伝えようとする気持ちが、いつの間にか多くの情報を掲載するための掲示板としての役割を求めてしまったからです。
最初の「物事を伝えようとする気持ち」はターゲットに意識が向いています。
「多くの情報を掲載するための掲示板」は自分の言いたいことだけ・・・つまり、自分にしか意識がいっていません。
自分が伝えたいことを、自分が納得するデザインで製作させるという方向に変わっていってしまうから、ああいうものが完成するのです。
まとめ
ホームページを作る時、自分の伝えたいことを一方的に押し付けず、最低限意識する事は以下の通りです。
- ターゲットを決める
- ターゲットの気持ちになる
- ターゲットが心地よいと感じる気配りを反映する
- 回答がすぐに見つけられる導線をひく
余談ですが、そういうところに気を配れるホームページ製作会社を選ぶことも重要です。料金だけで選定すると結果的に作り直しなどが発生して、高くついてしまう事もあります。