考えて動く
日本では・・・
今まで日本という国はアイデアを生む人間への保護が少ないと思っていました。
良いアイデアを思いついても大企業がアイデアだけを持って行ってしまう。
だから、アイデアを思いついても発表せず、日本から0から1を生み出すような人物が育って
行かないのだと考えていました。
日本は、体を動かしている人を”仕事をしている人”と判断します。
アイデアを出す人は、腕を組み、目を閉じ、じっと考えていますが、それを傍から見れば、
さぼっているようにしか見られません。
しかし、アイデアというのは3秒でひらめく場合もあれば、3年経っても思いつかないことも
あります。
常に、脳みそに汗をかき働いているのですが、仕事をしているようには見えません。
こういう環境も変えたいと思っていました。
脳内労働も立派な労働だと言いたい!
そう考えていました。
アメリカでは・・・
その点、アメリカでは良いアイデアの持ち主は企業にアイデアを採用されたり巨額の資金で
購入されたりします。
そして、アイデアを生み出した人間を評価した耐えます。
なぜ、こうも違うのか?
それは、訴訟の問題があるからです。
企業が個人のアイデアを無断で利用したりすれば、すぐに訴訟が起きます。
そうした社会情勢のために、評価されるべき人は正当に評価される社会が出来上がってい
ます。日本はそうではありません。
気付きとまとめ
それを嘆いても意味がありません・・・ようやくわかりました。
日本人は動いていることが仕事なのです。
でも、何も考えないで動いている人は作業員であり、歯車となってしまいます。
考えるだけでは、先述の通り、サボっている人に見えてしまいます。
日本では、良いアイデアを思い付いたら、それを自ら動き実験し、エラー対策をして改良し
て進めていく。コツコツと自分のアイデアを進めていく姿勢が評価され、その姿に人はつい
てきます。
動くことで仕事をしているという評価を得て、そのうえで初めてアイデアも評価されます。
このことを認識しました。
思いつく”ひらめき力”は誰もが持っているものではないかもしれないけれど、評価の対象に
はなっていないのが現状のようです。
しかし、嘆いていても仕方がないので、そのアイデアは本当に素晴らしいのかを自分で実
験し、証明していくことをしなければ、いつまでたっても、あいつは思っているだけで実行
しない人という評価につながってしまいます。
できなくてもいい・・・思いついたら、口と手を動かし、出来るところまでやることだ。
きっと、アメリカでも・・・
成功している人は、そうしているに違いない。
ただ単に、アイデアを紙にまとめて実行もせず、似たようなアイデアが使われたら訴訟をす
るというような姑息な人間は、最終的には「人」という財産を失っているのかもしれません。
・・・・オノマトペ。