1日を大切に生きる
1日を大切に生きることをよく目にします。
でも、ピンとこない。
そういう本を読んだり、目にした一瞬だけ、共感するものの、どのように大切にしたらいい
のかわからない。
1日を大切にする方法
がむしゃらに時間を無駄なく何かで埋めるのではないということ。
何もしていないという時間があれば良いというものではない。
そこらへんがようやくわかったような気がします。
実際、大切にする方法をいかにあげます。
耳が聞こえない
明日、耳が聞こえなくなってしまうとしたら。
愛する人の声、風邪や雨の音・・・そうした音が明日から聞こえなくなるとしたら。
今、電車に乗っていても、電車の音に集中していましたか?
愛する人の声や話を集中して聞いていましたか?
音を聴くことができる耳を持っているのに、何も聞いていないとは、聴きたくても聞くこと
のできない人もいるのに・・・。
目が見えない
明日、目が見えなくなってしまったら。
話せない
明日、声を出すことができなくなってしまったら。
匂えない
明日、花で香りやにおいをかぐことができなくなったら。
味わえない
明日、味を感じることができなくなってしまったら。
触る
明日、手から伝わる感触を感じることができなくなったら。
このように、いろんな感覚を持っているにもかかわらず、集中して感じ取ろうとしていない。
多くの人がそのように生活しています。
でも、ほんの一瞬でも、聴けて話せて味わえて・・・そんな素晴らしいことに目を向けて、
それらを感じ取れれば、その一瞬を大切に生きたということになります。
なにも、凄いことをする必要はないのです。
太陽の匂い、雨の降った後のアスファルト、木洩れ日、ごつごつした木の表面、気の間を通
り抜ける風・・・ 当たり前に身近にある、当たり前に使える感覚を使うということが大切
です。