人はそういうところを見ている、そして、そういうところで人を判断する。

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そういうところ

普段生活をしている分には、何か困ったことや悩むことはない。

でも、たまに・・・ごくたまにすごくつらい困難が降りかかってくる。

その悩みや困難は一生続くかの如く、お先真っ暗のトンネルに放り込まれたような感情の落

ち込みを連れてくる。逃げ出したくなるし手を抜きたくなる。

まさにそういうときにとった自分の態度や対応を人は見ている。辛い状態でとる対応が、そ

の人のデフォルト値として人は見ている。

そういう時に

辛いなぁ・・・とか、イラついてるなぁ・・・というときは、今まさにこの時を人は見てい

ると自分に言い聞かせよう。

ちょっとでも不平・不満が口からついて出たときは、急いで口をつぐみ目と口元に、嘘でも

いいから笑みを浮かべよう。

もし、仲間も同じ状態でいる時なら、自分が置かれた辛い状況を仲間も理解しているはずだ

から、そんな時に笑顔でいられる自分のことをきっと見ているはずです。

そういう積み重ね

辛い時こそ「笑顔」。

欲を言えば、「こんな経験は滅多にできない、楽しいね!」と言ってみることで、周りから

の信用・信頼は格段に上がる。こういう積み重ねが人望というものを育てる。

何をどうするという具体的なテクニックは誰もが見抜いてしまうけれど、ほんの隙をついて

出てくる一瞬の『素(す)』というものが、その人のすべてといってもいいくらいの人間性

を現わしてしまう。

そこで前向きになれるのかどうかを人は見ている。

そして、簡単にはそんな風には振舞えないというタフさを理解させることが、その一瞬で出

来てしまう。

普段のどんな前向きな発言行動よりも、その一瞬が評価されるタイミングだと心得ておこう。