■ 60以上の仕事を経験した僕。
すごいでしょ?!
・・・と、自慢しても、単なる腰の落ち着かないヤツ・・・で終るのが世間。
でも、いいのだ!
きっと、何かの役に立っているのだから。
きっと、これから何かの役に立つのだから。
なにより、人生充実してる。
これだけ、腰が落ち着かなかったら、これはもはや長所。
環境適応力が優れているという事ではないか!?
・・・と、勝手に想っている今日この頃。
僕の経験した仕事を感想を含めて1つずつご紹介。
仕事内容と感想を綴るだけの大して面白くない記事ですので、お暇な時にどうぞ。
■ 個人事業主として受けた(受けている)仕事 (5/6)
「クチコミ」プロモーション
渋谷という全国、いや世界的にみても注目が集まる街で、有名なおじさんがいました。
今は、もう、そこにはいないと思います。女子中高生に人気のおじさんです。
彼の名を「ジミー」といいます。 でも、日本人です。当然、英語は話せません。
彼との出会いによって、この仕事が生まれました。
口コミの速さを利用した広告活動
渋谷の女子中高生の”クチコミ”はとても早く広がります。
良いサービスや楽しい雑貨、コスメグッズなど、彼に宣伝をしてもらえれば、日本全国に広
がっていきます。
この仕事は、 渋谷センター街とWEBサイトで、商品の告知活動となります。
テレビや雑誌、新聞で宣伝するよりもリーズナブルで確実! そんな仕事をしていました。
ジミーの影響力を企業に説明することは難しく、知る人ぞ知るといった感じでした。
一緒にした仕事実績としては・・・
AKB48の初期メンバーのスカウト、小嶋 陽菜(こじまはるな 通称:こじはる)さんや
秋元 才加(あきもとさやか)さんなど、10人以上をスカウトしました。
アイドルグループ「ぱすぽ☆」のプロモーションも行いました。
芸能事務所でジミーを知らない事務所はありません。
モデルや芸能人になりたいという女子中高生は、彼のもとに集まります。
そして、彼の紹介でメジャーになった女の子たちはたくさんいます。
他には、香水や雑貨のサンプリングを行いました。
多くのモデルさんやタレントさんにも渡す事ができるのは彼ぐらいです。
どんな販促物をどんな芸能人に渡せたのか? 一部ご紹介します。
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この仕事で僕自身、3回ほどテレビに出演しました。
evening5(イブニング・ファイブ)、news23(ニュース23)、ドキュメント・ナウの3本。
ジミーとの仕事の事だったり、ジミーという人物像だったりを語らせていただきました。
全国規模のテレビですので緊張しました。
あと、この仕事のお陰で、お見かけすることのできた芸能人、お話しすることのできた芸能
人がいます。
元AKB48の生駒(いこま)さん、佐藤 浩一(さとうこういち)さん、伊東 美咲(いとうみ
さき)さん、白石 美帆(しらいしみほ)さん、野口 五郎(のぐちごろう)さん、水嶋 友
香(みずしまゆか)さん・・他。
水嶋さんや読者モデルの方とは、お電話でお話しをさせていただきました。
みんな、とても素直で返事をハキハキする良い人ばかりでした。
生駒さん・・・すっごい細かったなぁー。
佐藤 浩一さんと伊東 美咲さんは、渋谷スタジオ内でお見かけした程度ですが、嬉しかった
です。 なぜ、渋谷スタジオ内に入れたのか?
これも、ジミーとのプロモーションによる副産物です!
当時、配布していたストラップの人形は、僕の輸入したものでした。
その人形とは、上に出ている写真のものです。厄っくん人形、幸せになる人形といいます。
ある日、センター街でジミーが「幸せになる人形」を配布していると、田中聖くんがもらっ
てくれました。多めにもらってくれた田中くんは、その一つを亀梨くんにあげました。
亀梨くんの持っていた「幸せになる人形」がドラマの製作スタッフの目にも止まりました。
そして、ドラマの小道具として使いたいとオファーがありました。
「幸せになる人形」ではなく「厄っくん人形」がドラマで使われることとなったのは、オフ
ァーがあったときに、製作担当から色違いや他の人形のリクエストがあって、違うタイプを
紹介したような記憶が・・・。それが「厄っくん人形」だったと思います。
実際、ドラマの収録が始まるころ、「厄っくん人形」を納品したのですが、渋谷スタジオを
見学したかったので、宅配便を使わず、僕自身が届けに行きました。
それが、佐藤 浩一さんたちを目撃することに繋がりました。
さすがに、サインまでは無理でした(笑)が、うれしい副産物でした。
特に嬉しい思い出といえば、野口五郎さん!
野口さんの事務所に伺って、1時間ほどアシスタントの方含め3人で打ち合わせができたこ
とが、僕の人生の中で自慢できる出来事です。
ミーハーと思われるのが嫌で、写真を一緒に撮っておかなかったことが悔やまれます。
当時、野口さんは若手の発掘と応援をする事業を行っていました。
芸能界を夢見る若者は、ジミーのところにたくさん集まります。
クチコミマーケティングのお仕事とは少し離れてしまうのですが、こういう若者を応援する
のもジミーのポリシーだったので、思い切って、僕は野口さんにメールしました。
もちろん、野口さんのサイトにある、万人に開かれたメールアドレス宛にです。
「若者発掘のお手伝いしたい!」
という内容のメールをしてみたことがきっかけです。
約1ヶ月後、ご本人からメールのお返事がありました。
僕の提案に興味があるので、会いたいと。 冗談かと思いました。
そうして、メールのやり取りをして、お会いする日時が決まり、事務所に伺いました。
目の前にいる野口五郎さんはテレビのままの感じでした。
特に、音楽の話となるとテンションがあがり、熱っぽくお話しをしてくれました。
あっという間の30分。 楽しかったなぁ。
酒の肴ができた! そう、心の中で叫んだのは言うまでもありません。
この体験で勉強になった事・・・。 この芸能人に会いたい!仕事をしたい!など・・・
そう思ったら、行動する事。
行動しなければ、会えるチャンスすらないという事を実感しました。
どうせ返事なんかこねぇよ。
と、頭でわかっていても、行動をしてみるんです!
もともと、期待していないのだから、会えなくたってあたりまえでしょ?
もし、本当に会えたらラッキー!って言うくらいに考えて、行動してみるのも楽しいですよ。
なんか、上から目線になっちゃいました・・・すみません。
このバイラルマーケティングという仕事・・・
とくに僕がやっていたこの仕事は、他のプロモーションとは大きく違います。
「ジミー」という人物が、芸能人などの知り合いがとても多いことから、そうした人物にも
リーチできたという事です。
たまたま通りかかったタイミングでサンプリングを配布するので、
「芸能人の○○さんに渡してくれ!」
と、希望されても、それは不可能でした。
しかし、上記の人形の例をご覧いただければ分かる通り、多くの芸能人・業界人に渡すこと
ができました。
僕的には、テレビに出演できたり、有名人と話せたり、サインをもらったり・・・
「酒の肴」がどんどん増やせた仕事でした。