「おい!それやっておけ!」
『そういう、言い方はないだろ・・・。』
ここで、大体、喧嘩になる。
仕事の場合だと、取引先だったり、上司だったりするから、気持ちをぐっとこらえて、イラ
イラしながら仕事をすることになります。
「それを、やって頂けると助かります。宜しくお願い致します。」
これなら、何にもイラつかないのです。
そういう、イラッとくる言い方・・・
つまり、仕事を無茶振りしているわけでもなく、難しい内容でもないのに、イラッとくる
のは、その物事の言い方に腹が立つのです。
「言い方」を変えてほしいと願っても、その人は、そういう環境で育ってきているので、言
い方を変えろといっても無理だと思います。というか、言い方を変えさせようとする、こち
らの努力する時間がもったいないです。
あの言い方腹立つ!直せ!といっても直らないのです。
だから、腹が立つときは、何に腹が立つかを分析します。
無茶振りでも仕事の内容でもない場合、単なる言い方が問題なので、自分の中で相手の言葉
を変換します。
「おい!それやっておけ!」
⇒「それを、やって頂けると助かります。宜しくお願い致します。」
間違っていないと思うのです。
どちらも、それをやって欲しいという文言だからです。
そうやって、一歩も二歩も相手と距離を置き、言われたことをやっておくだけでいいのです。
そんな相手の為にイライラしたりする時間がもったいない。
要は、何を言いたいのかを聞きとればよいのです。
そういう言い方しかできに人は、あなたのみにならず、多くの人から嫌われていると思い
ます。それは、間違いではありません。そういう人は、そのうち自滅しますから、距離を取
って巻き込まれないようにしているだけでいいのです。
相手のやって欲しい事を抽出したら、それをやるだけです。
ただ、ああいう言い方をされてやる仕事は、どこか命令に屈服した感に襲われます。
第三者が見ればきっと、そのように映るかもしれません。
しかし違います!
あなたは、仕事上対等に、相手の気を損ねることなく嫌な顔せず、やれと言われた仕事をこ
なしているだけです。むしろ、言葉足らずな命令を自分の優秀な翻訳気に掛けて、時間を浪
費することなく取り組んでいるのです。
それにも気付かず、お山の大将気取りの相手は滑稽そのものです。
小さい山の上で踊ってればいいのです。
あなたは、そんな人に関わって、自分の時間と感情をすり減らしてはいけないのです。