もし・・・
- ランボルギーニーに乗りたければ、店に行けばすぐに乗れる
- 美味しいものが食べたければ、何でも食べられる
- 一流シェフを自宅に呼んでケータリングもできる
- 行きたいところがあれば、プライベートジェットでどこにでも行ける
- 何でも買えるし、何でも出来る
とにかく、「お金」の減る事など全く気にしなくて良い。
そして、こういう事が世界の人々に起こったとしたら・・・?
こんなことになるのではないかと思う
もし、そんなことになったら、もう、お金をたくさん持っているとか、持っていないとかの基準は意味がなくなってしまう。
みんなが好きなものを身にまとい、好きなものを食べ、好きな所に行ける。お金というものは、単なる単位を現す合図なようなものとなり、そんなものが右へ左へ行くだけの事なら、いっそのこと、そんなコインや紙切れが無くたって良くなってします。
誰もが好きな時に好きな事をして暮らす。寝る場所の心配や食べる事の心配、お金が減る心配がなくなった世界では、僕は、何を始めるのだろうか?
そんな世界になったら、どうなるのか?
しかし、もし、そういう世界になったら、何でもできるからこそ、何もしなくなってしまうのではないだろうか。
いつでも好きな事を好きなだけ、お金の心配なく出来るという環境は、逆に言えば、いつでもやろうと思えばできるという「余裕」を産みます。その結果、今やらなくても、いつかやればいいやという「怠惰」を生むのかもしれません。
そう考えると、むしろ、お金を持っていない方が、お金が貯まったら、あれをしたい!これをしたい!と考えるかもしれません。怠けてなんかいられません。
しかしながら、お金が無いので、やりたいと思ったことはほとんどできないかもしれません。でも、やりたいことに向けて何かしらの努力をするはずです。
比較
お金が有る人は、いつでも何でもできますが、やりたいことがあって、お金があっても、いつでもできるという心理状態から、結局、何一つ行動に移さないかもしれません。
お金が無い人は、やりたいことを一つでもかなえようと努力をしますが、結局、お金が無いために、ひとつも出来ないということがあるかもしれません。
もし、何もできなかったという結果だけを比べるのなら、お金が無い方がいいと思います。
だって、自分のしたい事に向けて努力という行動はするのだから。
お金が無い方が、お金が有ったら、あれもやりたい!これもやりたい!と、やりたいことが見つかるのだから、こっちの方がいいと思います。
精一杯の強がりです。