商売柄、仕事用に電話回線を自宅とは別に引いています。
とても多くの営業電話がかかってきます。
ネットの売り上げを伸ばす広告を打ちませんか?
そんな類の電話です。
いやな人間だと思われたくない、自分の会社の評判を下げたくない・・・
そんな気持ちから、一通り話を聞いて、やんわり断る。
そういう時がありました。
しかし、相手もプロなのでなかなか食い下がりません。
結局、必要ない!と言っているでしょ!?なんでわからないの?
そんなやり取りで電話を切ることもしばしば。
電話を切った後は、少しの後悔と苛立ちが残ります。
でも、こちらが話を聞き始めた時点で、相手は脈ありと考えたので
あれば、これはこちらの態度に問題があったわけです。
話を聞こうが聞くまいが、自分の中で「いらない、結構だ!」と
思っているのなら、へんな演出は不要で、きっぱりというべきです。
そのほうがお互いの時間が無駄にならないし、苛立ちや後悔も残り
ません。
少し冷たかったかなぁ・・・と思う時もあるかもしれないけれど
話を聞こうが聞くまいが、相手にとって冷たい結果となることを自分
が望んでいるのであれば、早くそれを伝えてあげたほうが”優しい”。
そう思うのです。
話を聞いてあげて、断るほうが・・・”酷”ってものかもしれません。