明治17年(1884年)、江戸時代から使用してきた商標「万両」を改めて「大関」へ。
当時の商標(参照)は横綱の注連縄と「天下無双」の文字のある軍扇の烙印、および米俵の中へ「中井」としたる烙印を添え、さらに、「大関」の二字はその「大」の字は右上に「関」の字は左下にへ書くこととし、その上へ大小の赤色二線を引いた全形が構成されました。赤色の二線は力士の褌の図案により出たもので、図案はすべて相撲道に関するものです 「大関」は「大出来」に通じ、また「覇者」を意味します。当時は大相撲の人気が上昇中であり、相撲の最高位と同じ名前は新しい酒銘の認知度アップにも大変役立ったものと思われます。また、明治33年に大阪で開催された大相撲の優勝力士に副賞として「大関」を送ったことも、大衆の心をつかむ巧みなイメージ戦略といえます。ともあれ、商標「大関」には、酒造業界の「大関」の地位を築いてゆこうとする、大いなる企業精神が込められているのです。
ピンバッジ「大関」
モダンなレトロというより、思いっきり「和」。こういうのもひとつくらいあってもいいかな。なんか、味があるんだよね・・・。
ピンバッジのつくり方↓
昭和レトロな看板をミニチュア化して、トタン小屋に貼り着付けたジオラマを製作しようと思い経つも、ジオラマそのものがド素人・・・いろいろ苦戦しています。そんな中、ミニチュア化した昭和レトロな看板をフェイスブックにアップしたところ、懐かしむお声を