ラスベガスで見た夢
ウーピーゴールドマンのような占い師が、僕の方をポンポンと叩きながら
『この人はね・・・あなたは100%なの。もっと自信を持って!実力はあるのだから。』
数人の僕の友達の前でそのように言って、実力が備わっている素晴らしい人物であることを友達にも公表していた。
それを俯瞰的に見た僕は、”そうか、僕にはすべて備わっていて、それを発揮できないのは、自分自身に自信を持てないことが原因なのか。もっと、自分に自信を持つだけで、未来はどんどん開けるのか!?”
そんな風に考えたところで目が覚めた。
目覚めて考えたこと
不安と謙虚さ
この夢で考えさせられたことは不安と謙虚さでした。
どこか不安で、目立つことを避け、前に出てやろうとしないという態度。
自分なんかがしゃしゃり出てまでしてやろうとすることを恥としてやらない謙虚な態度。
このどちらも表面的には、やろうとしない態度です。
しかし根本的な精神状態は真逆なものです。自信がなく不安からくる態度と自信はあるけれどそれをひけらかすように前に出ることを恥とする謙虚さからくる態度。
あの占い師は、その部分を指摘していたのか?
夢の意味
アメリカに来て感じたのは、どのアメリカ人も自信に満ち溢れているということでした。その程度で、どうしてそんなに自信たっぷりなの?という人物もたくさんいました。
けれど、そもそも実力と自信の度合いなんて、初めから統一性がない。
つまり、同じ尺度で測るためのものさしなんてどこにもないわけだから、僕から見て、そんなんで良く自信たっぷりに行動できるなぁという人もいれば、もっと自信を持た方がいいよという人もいるわけで、僕が見た同じ人物を他人が見ても同じとは限らないのです。
自信を持つということは、自信があるから100%成し遂げられるというものでもないということです。自信というのは行動のキッカケにしかならないのではないかと思います。
『この人はね・・・あなたは100%なの。もっと自信を持って!実力はあるのだから。』
とは、どういう意味なのか?
恐らく、このように解釈するのが良いのかもしれません・・・・
”行動もせずにただじっとしているのはもったいない!自信をもって行動に移しなさい!その行動に対して必要な実力はすでに備わっていて、100%の実力でぶつかっていける!”
ということだと思います。
100%の実力でぶつかれるというのは、100%成功するということではなく、自分の持っているすべてでぶつかれるということです。ぶつかった結果、成功するということではなりません。
それでも、ぶつかることが大事で、ぶつかるために自信をもって、まず行動することが何よりも大切だと訴えているのではないかと解釈しました。
明日からの行動
世界の歓楽街に来てこんな夢を見るとは、よほど心の奥に何かが刻み込まれているのだなぁと感心しつつも、すこしは自信をもって堂々と振舞ってみることにしてみようと思いました。