親というのは、いつまでたっても心配をしてくれる。
本当にありがたいものです。
しかし、具体的なアドバイスがない心配は、どこか無責任ではないのかという、有難いという気持ちの向こうでムクムクと生まれてきます。
「将来のためにお金が貯めておきなさい。」
これは、貨幣というものが生まれて人間が使用するようになってから、どの親も子供たちに言ってきた言葉ではないでしょうか。
今ある収入から、コツコツ貯金しろと言っても、景気の良い時代は終わっていて、みんなカッツカツで暮らしている世の中、どのように節約すればいいのだろう?
節約して、楽しいことも我慢して、お金を貯めることに何の意味があるのだろうか?
みんな身の丈に合った楽しみ方をしていて、贅沢なんかもしていない。
それなのにお金は貯まらない。
もっとお給料の良い仕事をして、嫌なことを我慢して、お金を貯めたところで、楽しいことを我慢するのでは、ストレスが貯まり病気になり、せっかく貯めたお金は通院で消えてしまう。
そんな時代に、どうやってお金を貯めろというのだろう?