優雅に見える白鳥は、水面下では必死に足を動かしている。
こういう比喩を聞いたことはないでしょうか?
人知れない苦労があることのたとえとして使われます。
■ 衝撃的な事実
実は、優雅に泳ぐ白鳥は水面下でも優雅だった!
これは言い過ぎかもしれませんが、陰で必死に努力するという例えとなるほど
バタバタと足を動かしてはいないのです。ちょっとショック。
■ 白鳥の日課
寝る、食べる、羽づくろいが主な日課です。
羽づくろいは、キレイに見せたいから羽づくろいをしているわけではなく、羽が
汚れてしまうと、水に浮いたり、空を飛ぶということに支障をきたすからです。
つまり、羽づくろいをいい加減にしていると、白鳥にとっては自分の生命に関わ
ってくるので、ああやって丁寧に羽づくろいをしているのです。
羽づくろいは、自分の寿命を延ばす作業なのです。
■ 「歳だし、もういいわよ。すっぴんが一番!」は注意
お歳を召してくると、お肌の手入れをしていると・・・
「どうしたの?色気づいて」とか、「いまさら何したって変わんないよ。」なんて
旦那に言われてしまうことがあります。
男性を擁護する意味合いで言えば、これは、心配だったり不安だったりする気持ち
の裏返しだったりするので、本意ではないのですが・・・それは、置いておきます。
白鳥は色気づくために羽づくろいをしているわけではない
先ほども書いた通り、白鳥は自分の寿命を延ばすために羽づくろいをしています。
人間の女性もこのことを意識した方が良いのです。
男性にやじられて、「自分なんて歳だし、お化粧なんかしたって変わらないのよ!」
とか、「すっぴんが楽だし、それが一番自然!」とか言っている人が大勢います。
もう一度、白鳥の話を思い出してください。
白鳥は自分のために羽づくろいをしているのです。
自分の生命に危険を及ぼさないために日課として羽づくろいをしているのです。
それは、自然で当たり前の日課なのです。
「すっぴんが楽だし、それが一番自然!」と言うけれど、それは自然ではないのです。
自分のお肌に気を遣うことこそが自然なのです。
いつまでもお肌のお手入れは大切ですね!
・・・・オノマトペ。