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【センドク】読書ノート 649冊目|知的生活の設計「10年後の自分」を支える83の戦略

読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。
ネタバレもあります。読書ノートとして残しておこうと思います。
40代後半まで読書嫌い。
急に(2018年9月)読書を始めました。⇒ きっかけはこちらです。

 

読書ノート

タイトル名:知的生活の設計「10年後の自分」を支える83の戦略

著者:堀正岳 (著)

読了日:2024年1月13日

 

この本を購入した理由

10年後というか、この先のことを考えながら生活してきたことはありませんでした。
一瞬考えることはあっても、そこで学んだことなどを継続してきたことはありません。
ある一定の周期を迎えると、急に不安になります。
今回はそれほど不安に襲われることはありませんが、今度こそこういう本を読んで、将来に備えようと思った次第です。

 

この本のどんな内容を忘れたくないか?

  • 積み上げの大切さ

 

この本の感想

こうすればいい!というような強いメッセージはありません。
10年後… それ以上にわたり「継続」することで知的財産が積みあがり、それが自分をささえることになることを本書では説いています。

自分にとっての継続しやすい知的財産とは?
いろいろな例や方法を掲載しているので、自分の性格に合ったものをチョイスできます。
また、本書の中からヒントを得て、自分らしい知的財産を積み上げることも良いと思います。

積み上げた情報をあとで「串刺し」できるように設計することも大切です。
大げさなことを言えば、自分の蓄積したデータをデータベース化して、それをさらに役立てる方法を教えてくれています。

その蓄積した知的財産は、10年後、どのような形で自分を支えてくれるのか?
そういった具体例は乏しいです。
著者は、こうした書籍を出版することに繋がっているようです。

ただ、その10年後の未来像が描けないからといって知的財産の積み上げをしないというのは強引な考えだと思います。継続することで「お金」にはならなくとも、これまでやってきたことの積み上げは、自分自身の精神を強くすることもあると思います。
目に見えない強さは、時折やってくる不安をはねのけてくれるかもしれません。

もし、自分が何かを集めていたり、好きなことでついついやってしまうこと・やめられないことは、そういう行動を1枚の紙にまとめると面白いと思います。「ひな形」を作り、やめられない行動を起こすたびに、日付や場所を記入して記録していきます。
それは、わずかな苦労ですみます。
それが1年、3年、5年と積みあがると面白いと思います。

その蓄積データが、その後の自分にどういう影響を与えるかはわかりませんが、この感想が面白いと思えたら、この本を読むことをおすすめいたします。

 

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