あんな会社やこんなポジションでスカウトメールが届く!
こんなフレーズのCMが朝も晩もテレビから流れてきます。
会社行きたくないな~、
今日も疲れたな~。
といったちょうど良い時間帯でCMが流れてくれば、登録したくなります。
あれだけのCMを流して採算取れるの?
あれだけCMを流せば、かなりのCM料金になります。
それでもビジネスとして成立しているということは、かなりピンハネしているのかな?
とか、企業からもメール配信料としてかなりのお金をもらっているのかな?
なんて勘ぐってしまうのは、私のゆがんだ性格のせいかもしれません。
ビズリーチなんてメルマガと一緒じゃん
先ほど、メール配信料と表現しましたが、こういう転職サイトに登録するとどんどんメールが送られてきます。
自分の興味ある業界や資格などを登録しておくと、それにマッチした企業やポジションのメールがたくさん送られてきます。
企業側の”あなたにこのメールをぜひ送りたい!”という意思なんか、これっぽっちもないのですが、直接、自分の名前が書かれたメールを受け取ると特別感があって嬉しいですよね。
CMでは、あんな会社からスカウトが来た!なんて喜んでいるけれど、登録者の条件にマッチしそうな企業の情報を一斉にメールしているだけです。
つまり、自分だけにスカウトがきているということではないのです。
そう考えると、単なる、メールマガジン的機能を転職用に応用しただけのことなんですね。
企業側としてもいろんな条件をセグメント分けして、対象者にメールを送ってくれるのですから、その手間賃を払ってでも利用した方が、人材を集めることに関して言えば効率的です。
こういう「見方」をしてしまうと、朝晩流れるCMには、うんざりさせられます。
くれぐれも「あなただけが欲しい!」のではないことを念頭においてくださいね。
だったらこんな応用できるじゃん?!
アホリーチ
アホなことばっかりやってんだぜ、オレ!という人が自己PRを登録しておくと芸能事務所(芸人枠)からスカウトがくるという、デビューマッチングサービス。
何でもリーチ
麻雀の初心者が集うサイトで、ネットでもリアルでもマッチングできるサービス。
ネーミングこそセンスが必要だけど、このマッチング&メルマガサービスは、うまくデフォルメすれば、二匹、三匹、四匹めのドジョウも狙えるビジネスモデルかもしれませんね。