「器用貧乏」
なまじ器用であるために、あちこちに手を出し、どれも中途半端となって大成し
ないこと。器用なために他人から便利がられてこき使われ、自分ではいっこうに
大成しないこと。
それでいいのか?!
器用な人が報われない世の中でいいのか?!
便利に使われるということは、多くの人を助けているということなのに・・・
それを逆手にとって、利用するだけ利用して、あとは知らんぷり・・という
世の中でいいのだろうか?
身近なオールマイティー
トランプのジョーカーって、遊ぶゲームによっては嫌われるけれど、ゲームが
変われば最強です。いろんなカードに変身できて便利に使えます。
そういうゲーム環境の下では、誰もが欲しがる最強のカードです。
しかし、ジョーカーはお金持ちのイメージはない。
KINGやQUEENのほうがお金持ちに見えます。
ジョーカーは便利に使われるだけで、お金は持っていないと思う。
では、ジョーカーは何を持っているのか?
それは、王や女王も超える「権力」「支配力」のような気がします。
お金という小さい価値ではない。
違うステージの価値観をジョーカーはまとっていると思います。
世の中が変わり始める!
何でもできないやつだからこそ、一つのことをやり続けるしかなかった。
そうして何年も続けるからこそ、技術となり収入となった。
その長い年月に敬意を払うからこそ、時給単価が上がった。
しかし、もともとは、何にもできなかった人です。
だったら、もともと何でも起用にある程度はこなせる人間の方がスペックは
上だと思います。
突き抜けるくらい専門家にはなれないけれど、一つのことをやり続けた人だっ
て、突き抜ける人ってどれくらいいるのだろう?
こういうことを考慮したら、器用な人の方が貧乏であってはいけない。
今までの世の中は、器用でない人が救われるために作った世界。
これからは違う!
器用な人ほど世間に重宝がられて、収入も上がって言う世の中。
「権力」「支配力」なんていうものはいらない。
たった一つのことしかできずに大成した人と同じくらい「収入」があれば・・
まずは良しとしよう。
だって、器用な人は基本的に人助けが好き。
自分の器用な能力で、困った人を助けるのが好き。
”一つのことをきわめて大成したらお金をがっぽりもらおう”とするタイプの
人間より、お金に対しての執着はない。
ただ、もう少し、世の中に認めてもらい、その報酬をもらえればそれでよい。
これからは「器用成金」「器用大成」「器用一番」という時代になる!
僕は、そうでなければいけないと思っている。
あ、もちろん一つの事をきわめて、お金目的で大成しようとする人ばかりでは
ありません。
好きこそものの上手なれ!が大成して評価される人もいる。
ただ、こういうことを言いだすときりがない。
今日はただ一つ!
「器用貧乏」なんて、あってはいけない言葉・・・ということ。
・・・・オノマトペ。
追伸
「器用貧乏」をずっと通せば、それはそれで極めとなる。
何でもできる!を極めれば、最強!