七夕は織姫と彦星が一年に一度会える日という設定から「どうか二人が会えますように!」
という願いを込めて竹の笹に短冊を飾り付けてお祭りするという風な記憶があります。
短冊には自分の願いをくくりつけたりします。
僕の幼少期の七夕は、こんな感じでした。
田舎なので、父親がどこかから竹をもらってきて、それを庭に立てて七夕をしていました。
でも、七夕の日って、かなりの確率で曇りや雨だったので、あまり楽しいお祭りという記憶
はありません。
七夕祭り はじまり
江戸時代初期、伊達政宗が婦女に対する文化向上の目的で七夕を奨励したため、当地で盛ん
な年中行事の1つになったとされている。(詳細は不明のまま)
年中行事としては江戸時代中期頃から全国各地で行われてきている歴史ある祭りです。
七夕祭り 飾り付け
仙台七夕では、”7つ飾り”と呼ばれる、7種類の飾りで構成されています。
それぞれの飾りに意味があります。
- 短冊…学問や書の上達を願う。
- 紙衣…病や災いの身代わり、または、裁縫の上達を願う。
- 折鶴…長寿を願う。
- 巾着…富貴と貯蓄、商売繁盛を願う。
- 投網…豊漁を願う。
- くずかご…飾り付けを作るとき出た裁ち屑・紙屑を入れる。清潔と倹約を願う。
- 吹き流し…織姫の織り糸を象徴する。
七夕祭り 仙台七夕
仙台七夕には青森ねぶたのような熱気はありません。
従来、飾り付けを見て商店街の七夕セールや露店をひやかすというものであるため「期待外
れでつまらない」という感想を持つ観光客が多いとされ、僕もその一人です。
そういう感覚も一緒に全国に広まったせいなのか、全国の七夕も「熱気」「血が沸き踊る」
ような感覚はないように感じます。
七夕祭り 楽しみ方
以上の通り、あまり情熱的なお祭りではない「七夕祭り」ですが、折角のお祭りですから楽
しみたいものです。
飾り
こんな飾りを作れたら、ちょっと自慢!
そんな飾りと作り方をご紹介します。気になった方は、リンクを貼っておきますのでどうぞ。
作り方はこちら。
作り方はこちら。
七夕祭り 浴衣で街を流す
一度は来てみたい浴衣・・・でも勇気がない。
でも、七夕の日は、一年に一度、浴衣を着ても許される日。
特に、男性にチャレンジしてもらいたいです・・・そういう僕もその一人です。
一年に一度だから、安くてかっこいいものを僕目線で選んでみます。
浴衣や帯、履物などいろいろ選ぶのに大変だと思っていたら、便利なセットを発見!
6点セットで送料無料 5,980円という初心者にピッタリなものを見つけました。
気に入った浴衣をクリックすると帯のコーディネート表が表示されます。
浴衣はSS~LLサイズ、履物も種類が豊富です。
きっと、自分のお気に入りコーデを見つけられますよ!
ちなみに女性の浴衣は、送料無料で2,999円。3点セットです。
服やズボンといった洋服もそうですが、どうして、女性の方がやすいのでしょう?
うらやましい。
特別な日は、日本人本来の格好で街を歩く。
そんな夕涼みを経験したいものです。
七夕祭り 食べ物
「恵方巻」のように七夕の時に食べるものは「そうめん」です。
「そうめん」を食べるようになった元の食べ物は「索餅」です。
「索餅」はこれです。
索餅(さくべい)、またの名を麦縄(むぎなわ)と呼ばれています。
索餅(さくべい)は「索麺(さくめん)」とも呼ばれていて「さくめん」からだんだん「そ
うめん」に呼び名が変化していって、七夕に「そうめん」でもいっか・・・となり、細くて
白い「そうめん」を食べるようになったようです。
とはいえ、「そうめん」もあまりテンションの上がる食べものではないなぁ。
アレンジを利かせたそうめんレシピのリンクを貼っておきます。
七夕祭り まとめ
七夕はあまりパッとしないお祭りととらえている人が多いようです。
僕もそう思います。
ただ、このまとめを書いていて「浴衣」には大変興味を持ちました。
日本人の体形は、もともと着物が似合うようにできています。
今年は、チャレンジしてみようかと思っています。
みなさまもせっかくのお祭りですから、いろいろ楽しんでみましょう!