本が大嫌いだが1,000冊読んでみようと思う
なぜ本が嫌いなのか?
子供のころ、国語といえば漢字と朗読が主な宿題でした。間違いなく読めるようになるまで何十回も朗読をして、親に読んだ証拠としてサインをしてもらうような宿題や読書感想文が僕を国語嫌いにさせました。
間違いなくスラスラ読むことが目標であるために、一字一句を丁寧に読もうとするあまり、朗読の速度は遅くなります。しかし、間違いをしないことに集中しているので、内容は全く頭に入ってこない。
苦労の割にはまったく楽しくない読書を好きになれるはずがありません。
それでも1,000冊を読むために条件(ルール)を設定する
本が嫌いなのに、なぜ本を読むのかと聞かれれば、本をたくさん読んだら自分のためになりそうだからという漠然とした理由があるからです。
ただ、本を読むスピードが圧倒的に遅い。その代わり、一度読んだ本はずっと覚えているという良い点もありますが、1,000冊を読もうとしている現状からすると、そんな読み方をしていては無理だと判断しました。
基本的には気になる本を読みあさるつもりですが、読み始めたら期待を裏切る内容もあるはずです。それを我慢して、一字一句を丁寧に読むことを自分のルールにしたならば、絶対1,000冊なんて読めません。途中で挫折するに決まっています。
だから、1,000冊読みのためのルールを決めます。
記録や記憶に残そうとすることをしない
集中して読みますので内容も情景を浮かべながら読みます。
しかし、どんなにすばらしいことが書かれていても、それを覚えていようとするあまり、何度も読み返したり、ノートなどに記録をしたり、本に書き込んだりはしません。
マーカーしたり、折り目を付けるくらいはすると思いますが、再度その本を読むかもわかりませんので、読み返したときにマーカーがしてあったらラッキーというくらいの間隔で、ドンドン読み進めることにします。
カテゴリーを作ったけれど、本の感想はほとんど書くつもりはありません。気が向いて、書こうと思ったときのために作った程度です。また、たいした感想も書けないと思うので、参考にするならば、Amazonとかのレビューをどうぞ。
完璧主義の読み方を止める
読み始めて、面白くないところがでてきたら読み飛ばしてしまう。
せっかく購入したのだから、我慢して読み進めないと本題がもったいないなんて言う感覚は捨てます。また、面白くないのに読み続けることが忍耐力を養う!的な発想も止める。
面白くない本は、太字だけを読み、そこが面白いと思ったら周辺も読むようにします。
それでは、本を読んだことにはならないのではないか・・・?
確かにそうかもしれません。
しかし、読み飛ばしOKルールを作り、そのルールのもとで読んだ本は、読んだことにすると僕が決めたのだからそれでいいんです。そのルールのもと、1,000冊を読もうと思います。
読む本のジャンルと購入代金
興味のある本は片っ端から購入して読もうと思います。
気に入った本は、その本の中で紹介されている本や同じ著者の本といった具合に、横に展開することも同意jに行っていきます。
BOOK OFFなどで安い本を見つけて読んでいこうと思います。
集中できる環境はいらない
どうしても、本をまじめに読んでしまう性格なので、テレビがついていたりすると集中して本が読めない。途中で話しかけられるのも嫌です。
けれど、そうした環境にこだわっていると1,000冊なんて読めっこないので、そういう”読書に最適な環境ありき”という読書方法を止めます。
気軽に流し読み、頭に入るか入らないかなんて気にせず読もうと思います。
読み直しも回数に入れる(追加ルール2020.5.14)
100冊読破も見えてきたところで、もう一度読み返したい本が増えてきました。
読書をしながら、読み返した本は読んだ数に入らないのか?
そんな疑問が出てきました。
実際、同じ本を何度読んでも回数は増えるけれど、読了数は増えません。
それが普通の考え方です。
けれども、読み返して理解を含めたい本、感動して何度も読みたい本は確かに存在するし、それを読むとそれなりの時間がかかるわけです。
それが、読んだ数にプラスされて行かないというのは、私のモチベーションが下がる。
ということで、繰り返して読んだ数もカウントすると決めました。
そのかわり、そういう本はそれが分かるように記事を書こうと思います。
読書の感想はすぐに書かない(追加ルール2024.1.4)
読了後に本の感想などを書くといろいろなことを思い出すことができる。
けれども、書くことが多くなりすぎてしまいます。
3日ほど時間をおけば、覚えている内容も少なくなり、その時間というフィルターを通してもなお思い出せる内容というのは、きっと自分にとって重要なことだと思います。
そうした内容をまとめるというのが良いと思います。
読書の際は、付箋をバンバンつけるので、読み返すときはそれを目印に読み返せます。
記憶に残っていない部分も付箋をキッカケに思い出せると思います。
このルールは、読書感想を書く作業の軽減につながり、読書後の自分のストレスを減らすものだから、本当は覚えているうちにたくさんアウトプットするのがよいのかもしれない。
とはいえ、少しでも怠ると、何冊分もの感想を書かなければならず、そのために付箋部分を読み返すという作業と… 読書が嫌になってくる。それは本末転倒。
アウトプットも記憶定着には重要な作業だが、読書嫌いになってはいけないので、アウトプットのルールをあえてあいまいに設定して、自分の精神的負担を軽くするために、ここにルールを記載しました。つまりは、ブログへの読書感想は、書きたいときに書けるだけ書けばいいというルールなのです。
読書で得られる予想効果
今まで読書なんてしたことがありませんでした(人生で20冊程度)。そんな人間なので、読み飛ばしOKの読書だとしても、全く読まないよりは活字が少しは頭に入ると思います。
その本をどこまで解釈できるかは別として、読んだ活字は、何もしない人生よりは、人生を豊かにしてくれるのではないかと思います。
読書は、読者を著者と同じベルにする効果があると言っているブログがありました。
少ない読書経験ですが、激しく共感しました。確かにそうだと思いました。また、読書で得られる効果として、こんなことを書いているブログに出合ったのは初めてです。
もし、お金持ちになる方法を読めば、いつか著者と同じ思考となり精神面ではお金持ちの人たちと同じレベルになるということです。何が不足していてお金持ちになっていないのかはわかりませんが、お金持ちに近づくことは間違いないと思うのです。
まぁ、どんな効果があるのかを意識しすぎず、まずは何でも1,000という数字は、何かの区切りになると信じていますので、そこを目指して読んでいこうと思います。