奥さんの一言が調べるきっかけに
ボーっとしていたら、奥さんの言葉を思い出した。
「ほら、銀紙?アルミホイル?あれをギューって噛んだ時のような、歯が浮くというか・・・わかんないかな!?そんな感じがする。虫歯かなぁ・・。」
それで、そういえば昔、小学生の頃、アルミホイルを噛むと、何とも言えない奥歯の感じを友達同士で面白がって、何度もやっていたなぁ・・・という記憶がよみがえってきました。
そういえば、思い出しついでに、四角い電池の電極をベロに付けて、ビリビリするような遊びもやっていたっけ・・・懐かしい。
ところで、アルミホイルを噛むと電気が生じるという変な豆知識も思い出し、それが本当なのかを探るべく、ググってみると・・・それは、本当でした!
ガルバニー電流(ガルバニック電流)
異なる金属同士が唾液を介して接触すると流れる弱い電流のことを、ガルバニー(ガルバニック)電流というそうです。
スプーンやアルミホイルなどを噛んだときのほか、上下の噛み合わせで異なる金属の詰め物を使用している場合にも起こるらしいです。
なるほど、やはり電流が発生していたんだ!
ちょっとまて・・・??? 歯の詰め物同士でも??
これは、知識として覚えておいた方が良さそうだ。
人体への影響
さて、このガルバニー電流、人体で起こることとはいえ、メカニズム的には電池と同じで、微弱とはいえ、電流は電流です。
- 脳からの電気信号が混乱
- 歯がこげる
- 銀歯などが溶ける
ガルバニー電流によって、脳からの電気信号が混乱したり、歯がこげたり、銀歯などが溶けたりする場合もあるそうです。歯科医院の中には、ガルバニー電流の測定、放電ができる装置を導入しているところもあるそうです。
まとめ
アルミホイルを噛むなどの行為をしてはいけない。ただでさえ、歯の詰め物同士のかみ合わせで電流がおきている可能性があるのだから!
そして、僕の奥さんのように感じた時は、虫歯の可能性と一緒にガルバニー電流の事も歯医者さんに聞いてみるのも良いかと思います。
なぜなら、うちの奥さん、いつもは医者に行けば、このアルミホイルを噛んだ時の感じを説明するのだけれど、わかってもらえず・・・結局、いろいろ調べても虫歯では無くて・・・。
納得のいく治療が受けられていなかったのです。
これを知った今、今度はこのことを歯医者さんに説明するように伝えておこうと思います。