あなたの会社にも絶対いる!給料に見合わない仕事をする上司。

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はじめに

あまり気分を害するような記事とかを書かないようにしようと、少し前に決めたのだけれど、あまりにバカな大人が、方向性を見失って仕事をしているので、オブラートに包みながら書かせてもらった。

僕の「バカ」の定義

僕を含め、バカな大人はたくさんいるのだけれど、僕は、仕事の方向性というものだけは、しっかり持っているつもりです。

会社の歯車になるとか、出世するとかしないとか・・・
そういうものの前に、会社のサービスや商品はお客様のために開発販売されていて、その利益によって会社は成長し、その利益が社員に還元されているということを忘れているいい歳した大人を僕はバカと呼んでいます。

仕事の方向性

僕がバカと呼ぶ大人は、会社の歯車の中でより重要な歯車になろうとして、自分より偉い歯車に対してだけ「仕事」をします。自分より偉い歯車が、困っていることだけを解決しようと必死になっています。

仕事の方向性は、お客様ではなく、自分の上司・・・です。
そういう部下の上司は、見抜いてほしいね、まったく。
もし僕が多くの社員と仕事をしていく社長という立場なら、こういう社員は嫌いです。

バカな大人の仕事ぶり

シチュエーション:会議室の部屋が、少し暑いくらいに暖房が効いている。みなが席に着く。

『この打合せの1時間前に暖房を入れておいたのですが、結構、効きますね。』

バカな大人は、こんなことを他の出席者たちの「少し暑いですね」に即反応して、こう得意げに答えだす。ただ単に、僕って気が利くでしょ!?のアピールでしかないのだが。

僕にしてみたら、会議に出席した面々の前で、何をそんなに自慢げに言っているのだろうと不思議に思います。

部屋が”暑すぎる”という面々の態度であれば、その原因を招いたのは自分だから、こんな発言はしないのだろうけれど、”暖かい部屋だけど、暖房がよく効いてますね”というレベルだからこそ『それ、僕がやったんです!』のアピールなのでしょう。

いや、むしろ、部屋が暑すぎる時にアピールして『申し訳ございません。1時間前に暖房を入れたのは、気が早すぎました!』と言い、部屋が少し暑いくらいでは、何も言わない方が良いと思うのだが。

いや、そういうアピールポイントを話したいのではない。

そもそも、そんなことをアピールするな!と言いたいのです。

当たり前のことをして、僕がやりました!は格好悪い

トイレに行って、少し粗相をしたら、拭くでしょ?

みんなが利用するトイレだから、気持ちよく使いたいもの。それに対して、僕、綺麗にしました!なんて言うだろうか?・・・当たり前だろ!と、みんなが思うはずです。

”部屋に暖房いれておきました!”じゃないよ。

気が付いたんだから、入れておくのが普通でしょ。
そういうの普通にやるのよ、普通の大人たちは。しかし、バカな大人は、得てしてそういうアピールを自分より肩書が上の人が出席する会議のときに行います。

”エアコンいれておきました”、”植物に水をあげておきました”、”机をきれいにしておきました”などは、仕事ではありません!!

みんなが気持ちよく仕事をするための環境づくりとして、気が付いた人が当たり前にすることなのです。

根深い構造のスクラップ&ビルド

僕が社長なら、こういう人をすぐに見抜き、しっかり、本来の仕事をさせるのだけれど。

実は、こういうバカな大人が存在するお陰で、嫌な仕事を代わりにしてもらって助かっている、ごく一部の人間がいます。そういう図式が会社の私物化につながっていくのです。

会社のトップには仕事の経験と人生の経験によって養われたいろいろな要素が必要だが、その会社のトップが、こういうバカな大人たちの食い物にされていたら、大々的な組織改革が必要だろう。

こういう根深い構造となっている場合、会社が大して儲かっていないのに、一部の人間だけが良い思いをしていたりして、社長もうまい事巻き込まれていたりします。

そうなると経営陣の総とっかえという手段しか残っていないのかもしれないけれど、会社のサービスや商品が世間に受け入れられえているのであれば、そもそも経営陣は何も経営をしていないのだから、取り換えても大丈夫だろうと思います。

お客様の下支えをもとに、経営陣を一掃して、さらなる良い商品やサービスを開発することが、会社成長の一番の近道かもしれません。