所ジョージとヒロミの違い。
どちらも多趣味で、その一つ一つは「遊び」と言えるレベルを超えています。
でも、僕は、所ジョージのようになりたいです。
その違いは何なのだろうと、考えてみました。
最初から結論めいたものになってしまいますが、先に言ってしまうと、所ジョージのほうが「くだらないこと」も真剣にやっているように思えるからだと思います。
車のハンドルで言うところの「遊び」みたいなところも、しっかり遊んじゃう。
そんな余裕というか、おおらかさというかが好きなんだと思います。
「お前さぁ、遊びだけどさぁ。真剣にやれよ!」と、ヒロミさんは言いそうです。
ところが、所さんなら・・・
「遊びなんだからいいんじゃない?迷惑かけていないし。」
・・・なんて、遊びに対して「精神論」みたいなものを他人に要求しないような気がします。
他人は他人。
自分の目の前で趣味を楽しんでいる他人の「その程度」が、その人にとっての「楽しさ」であるから、そこに対して、もっと楽しめとか、真剣にやれとか、所さんは言わないのです。
他人と自分は同じレベルではないということを知りながら、同じジャンルで楽しむことを楽しんでいる。
真剣になれ!と言うのは、自分と同じ様なレベルになれ!と言っているようなもので、それを言ってしまえば、言われた相手の「楽しさ」は無くなってしまう事を所さんは知っているのです。
・・・・これは、あくまでも、僕の妄想ですが。
「類は友を呼ぶ」とは、よく言ったもので、ヒロミさんのように真剣に遊びを楽しみ、そういう精神状態にそれぞれが干渉し合うというのが好きだという人達だっています。
僕のように、どちらかというと所さんと一緒になって遊びたいという人もいれば、ヒロミさんと一緒に遊びたいという人も当然いるわけです。
昔は、僕もヒロミさんのように趣味を楽しんでいました。
しかし、どうにも疲れます。
趣味なのに、負けたり失敗するとイライラしたりします。絶対勝ちたいけれど、絶対勝たなければいけないほど、練習をする必要もない。だって、楽しくなくなったら、やりたくなくなってしまうから。
でも、勝ちたい。
そんなふうでした。
どこか、真剣に遊び過ぎて、極めなければ意味がないというような心理になっていたのかもしれません。だから、悠々自適に楽しむ、所さんのような生き方が気になったのだと思います。
当人通しは、写真のように仲良しで、それは、お互いがお互いを認めているからこそです。
この二人が一緒に遊んだら、どうなるのかを見てみたいですね!
・・・・オノマトペ。