参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。
40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。
読書ノート
タイトル名:本当に頭がよくなる1分間勉強法
著者:石井貴士
読了日:
ものすごーく長いLP(ランディングページ)を読まされたという感じです。
肝心なその方法をギュッとまとめたら10ページもないくらいです。
タイトルから誤解を受ける人も多い本なのではないかと思います。
肝心な部分は20ページ弱です。
なんとか「本」に仕立てようとデータや格言をあちこちからひっぱてきては取って付ける・・・。そんな本です。
本を早く読めたら、たくさんの知識が増える。
時間の節約にもなる。その時間で遊ぶことができる・・・などなど。
どうでも良い事ばかり。
一時の情報商材のような構成です。
本書は「速読」方法ではないとしきりに説明していますが、いずれにしても早く本を頭にいれる方法には間違いありません。
早く頭にいれるということは勉強法には有効だけれど、小説のような「感動」も一緒に味わうような本にはどんな効果があるのかを、少し気になったので、調べてみました。
すると、これらの速読方法は頭の中に記憶こそするのは早いけれど、感動までは味わえないというのが通説のようです。
この本には確かに勉強法と書いてあります。
なので、この方法を利用して本から何かを学ぶというのであれば良いのかもしれません。
ビジネス書でビジネスの形態から仕掛けまでを一気に学ぶとか、受験のため英単語を効率よく覚えるとか・・・そういうのには良さそうです。
小説のようにストーリーがあって、登場人物の思考や感情が絡み合う本は、やはりゆっくり味わって読むべきだなぁと思いました。
話しは戻りますが、タイトルで騙された人も多いと思います。
結局、何度も何度も短い時間で読め!ということが書かれています。
何度も繰り返されるCMは覚えてしまうのと同じで、そうやって繰り返せば記憶に定着するというのが本書の核です。
確かに長いドラマを真剣に見ていても、すべてを思い出せるかといえば・・・案外、途中のCMの内容の方が覚えていたりします。
だから、見る気が無くてもサッと眺めることを繰り返していれば、自然と覚えてしまうよ!というのが、強引ではありますが、本書の内容です。
方法はともかく、ガッカリな1冊でした。