【センドク】読書ノート 369冊目|遅読家のための読書術

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:遅読家のための読書術

著者:印南敦史 (著)

読了日:2022年9月4日

この本を購入した理由(私が知りたかったこと)

この手の本は過去にも読んでいるけれど、目新しい手法がないかどうか?
それを知りたくて購入しました。

私の感じた著者の言いたいこと

良いと思った部分は「引用」する。

全体的な感想

本を読みながら気になった部分をそのまま引用して書き出す。
書き出しながら読む。どうしてそこを引用したのかという自分なりのレビューも書いておく。
そうやって1冊の本から気になる部分を引用しノートにかき出すことで、自分なりのその本に対する感想文が完成します。
書き出した引用文の中から、一番だと思う引用文に印でもつけておく。
自分が1か月で読んだ本の感想文の一番だと思う引用とレビュー部分から、月間で一番心に残った引用を決定する。
そのような作業を繰り返すと、読んだ本の内容を忘れずにいられる。

喫茶店で流れる音楽を全部覚えようとして聴くという人はいない。
聴きながら良いフレーズや心地よいメロディーがあれば、それをキーに探したり、楽曲を購入する。

本の読み方もそういう感じで良い。
一読してすべて覚えようとしたり、作者の意図を感じ取ろうとするから読むのが遅くなる。
音楽を聴き流すように本も読み流せばよい。
そこに自分の気になる文章があれば引用して書き出す。

早く読むための具体的なコツについては他の本と同じように思うけれど、確かにそのように読んでも内容は頭に残るものだと実感しています。ただ、速読は自己啓発本やビジネス本に向いています。

じっくり読んだ本より、このように読んだ本…
最終的にはどちらも記憶は薄れてしまいますが、薄れてしまうまでの時間経過だけを見ると、このような方法で速読をした方が記憶に残っていると思います。

他の本に書いてありましたが、どのみち記憶に残らないのなら早くたくさんの本を読んだ方が良い…というのも、あながち暴論ではないような気がします。

ひとつだけ良かったところをあげるなら

頭の中に内容を残そうとするから読むのが遅くなる。
都度都度書き出せば、覚えようとせずに済むので早く読める。

また、早く読んでいてもリズムが単調になると作業感が増してくる。
早く読んだり、少し読み込んでみたりと… 読むヵ所ヵ所で読むリズムに変化を付けることも大事。

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