夢の中で暴言・暴力を振るう自分。そこから得た教訓。

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夢の中で暴言を吐いた

「今度はぶっ殺すぞ!」

そう言っている自分を見て、目が覚めました。

このことを奥さんに言うと

『普段どこかでそういう風に思っていなければ、そんな言葉は出てこない… つまり、普段どこかでその人のことをそういう風に思っているんだ!怖~い。』

と言われてしまった。

確かに、間違ってはいないと思う自分の心に対して、もう一度、夢を振り返ってみました。

夢の中の出来事を振り返る

どうやらお客様らしき人に、Aさんがお土産にお菓子を1つ渡しています。
渡されたお客様は、なにげに賞味期限はいつまでかを気にし始め、お菓子の袋のあちこちを見ていますが、それらしき日付がどこにもありません。

Aさんは、困った顔で、同僚のBさんに賞味期限を尋ねます。
私が嫌いなBさんは、一緒になって、お客様のお菓子をひっくり返して見たりしていますが、一向に見つけることができません。

そんな状況に、たまたま通りかかった私が出くわするのです。
嫌いなBさんがいるとはいえ、自分の解決方法を言わずにはいられなくなった私は、こう言います。

「このお菓子の入っていた箱に書いてあるんじゃないですか?」

そういうとAさんは、お菓子の入っていた箱を見つけにその場を去っていきました。

すると、私の嫌いなBさんは、こう言います。

「いや、お菓子の箱の賞味期限とこのお菓子の賞味期限は違うかもしれないよ。」と。

自分では、お客様のお菓子を上に下にとひっくり返すだけで、解決策の一つも思い浮かばないくせに、人の提案には”いちゃもん”をつけるBさんに腹が立ってきました。

今まで、Bさんに対しては、そういう色々なことでストレスが積み重なり、この一言で私は爆発してしまいました。

「解決策も出さないで、人の意見には文句をつける!たとえ菓子箱と賞味期限が渡したお菓子のものと違っても、あのままでいるよりずっと良い!」

と、そんなようなことを口走りながら、ボコボコに殴り倒しました。

そして・・・「今度はぶっ殺すぞ!」と言って目が覚めたのです。

夢から得たこと

夢を頭の中で追体験し、どうすれば良かったのかを考えました。

確かに、箱の賞味期限と中身は違う可能性もあります。
けれども、自分には何の案もないくせに、人の意見に対しては、上げ足を取るBさんの対応にも腹が立ちます。

どうすれば良かったのか… しばし考えた結論…

最初から相手にしなければ良かった

ということです。

お客様の対応にAさんもBさんも困っていたかもしれないけれど、私は無視をすれば良かったのです。殴ってしまうような結果が待っているのなら、最初から嫌いな人のところには近づかなければ良いのです。

そんな簡単なことなのに、お客様がきっと安心するだろうとか喜ぶだろうという視点から、しゃしゃり出るからこうなってしまうのです。

もちろん、人助けは大切だけれど、自分自身を自分が楽しくない、好きではないという環境に連れていくことは、結果的にお客様にも迷惑をかけるし、取り返しのつかないことをしてしまう可能性もあります。

トータルバランスを考えると… 嫌いな人には近づかない。これが一番だと思いました。