自分の問題を俯瞰(ふかん)で見る重要性
僕には、これから起きようとしている嫌な事が2つあります。
いや、1つはすでに、今、確実に発生していて、毎日、憂鬱です。
その状況を変えたいと思っています。
しかし、状況を変えるための方法を模索し始めると、色々な所に無理が出てきて、結局、”今すぐには変えられない”という事に気が付きます。
今すぐに変えられないなら、いつなら変えられるのかを考えると、それには途方もない時間がかかりそうだと推測できてしまいます。そうすると、このまま、嫌な気持ちのまま、ずっと憂鬱でいなければいけないのか・・・と憂鬱になります。
それに加えて、更にもう一つの憂鬱な問題が発生しようとしています。
恐らく、発生する確率はとても高く、発生すると先ほどの問題同様、解決には途方もない時間がかかることが推測されます。
幸い、どちらの問題も同じ解決方法なので、そこの部分は助かります。
しかし、悩みが増える事には間違いありません。
解決できたとしても、時間がかかりすぎるという事がとても嫌です。
だから、”もっと早く解決できないのか” を考えます。
けれど、やっぱり、”早く解決は出来ない”という結論が出てしまい、考えが行ったり来たりしてしまいます。そして、どんどんイライラしてきます。
こういう時こそ、俯瞰(ふかん)で自分自身を見ながら、前向きに実況してみます。
俯瞰(ふかん)!実況中継のアナウンサーになったつもり方法
実況という方法は、読書の中で知った方法ですが、これが実に良い方法です。
さぁ、この僕は、すでにかかえている日々の嫌な問題を解決することなく悶々としていますが、ここへきてさらに同種類の問題が沸き起ころうとしています!どうすれば良いのか分かってはいるけれど、すぐには解決しない問題が2つ!!僕はどうするのか?!実に、見ものでございます!やり過ごす方法を考えるのか、これもまた一つの試練、振り返った時にこの経験が生かされると踏ん張るのか?はたまた、5年先の自分が、やってきたことを想像して、あの時は絶えることで良い事がある!と伝えるような試練が今ここにあるのか?どういう事態になろうとも逃げだすことも作戦!卑怯ではない。しかし、今までも同じような事があり、その結果が今なら、今までと違うやり方をしたって良いのではないか?今より悪くなるかもしれないが、今まで通りと同じ行動なら、今まで通りの結果しか出ない・・・のであれば、違う結果を求めるために、やり過ごしながらこの試練に向き合ってみてもいいんじゃないか?そんなことを考えているのでしょうか・・・実に見ものです!
こんな風に、支離滅裂でも文章に意味があろうがなかろうが、解説者になったつもりで自分自身を実況していきます。
これが実に、気分をやわらげます。
気分がやわらぐと、一旦、この問題には触れることなく穏やかに過ごせます。そうして過ごしているうちに時間が解決してくれるような方法を実行していきます。
実はその方法は、先ほどの実況中継に隠されている時もあります。解決策を知っているのだけれど、目の前の問題にばかり焦点が合い、そこからくる感情・・・不安や怒りが、問題解決のための一歩を踏み出す時間まで奪ってしまっているのです。
冷静になれば、問題解決のための一歩は踏み出しやすくなります。
僕のような問題でなくても、プレッシャーのかかるプレゼンの前にも有効です。
多くの人の前でプレゼンすることはとても緊張しますが、実況中継風に自分の頭の中で、自分を俯瞰した実況をすればいいのです。
さぁ、多くの重役たちが見守る重要な会議で、いよいよプレゼンが始まります!彼はどんなふうに立ち回るのでしょうか?!とても勇敢で感動的な一瞬です!
みたいな感じでしょうか。
是非、取り入れてみてください。